

vs千葉ロッテ 第6回戦
「埼玉vs.千葉シリーズ2015」千葉ラウンドに臨むマリーンズ戦。初回に浅村、中村、メヒアのクリーンアップが連続適時打、さらには3・4月度月間MVP賞を受賞した秋山が3安打と、この日も攻撃陣が躍動。9対3で勝利し、連勝を7に伸ばしました。特大の一発を放った森の打撃から振り返りましょう。
4対3で迎えた3回表。この回先頭の6番・森は、相手2番手・矢地の高めの直球を振り抜きます。打った瞬間に誰もがスタンドインを確信する当たり。打球は相手右翼手が見上げる中、スタンド上段に突き刺さりました。リードを広げる貴重な一発は、5月に入って早くも4本目となる7号ソロ本塁打に。「毎試合ヒットを1本打とうと思って心がけているが、このホームランは会心の一打で非常にうれしいです」と自画自賛。森自身にとっても手応え十分な一撃でした。
森は8回にも適時二塁打を放ち、この日3安打2打点。チームをけん引する活躍となっています。
先発・牧田は3点を先制してもらった直後の1回裏、2アウトからバックのミスもあり同点に追いつかれてしまいます。その後も走者を出すものの、打線の援護を受けて粘りを見せる牧田。横田投手コーチも「マリンの風に初回は翻弄された。2、3回は緩急と高低を使い、風に合わせてピッチングしたね」とその修正能力を評価します。
牧田は中盤も走者を出しながらの投球。しかし、5回と6回は後続を併殺に打ち取ります。7回途中で降板となった牧田は、6回0/3を投げて失点3、自責点0。先発の役割を果たし4勝目をマークしました。
明日は自身3連勝中の野上が先発。チームの連勝も伸ばすべく、快投を演じます!
今日のヒーローは、森選手です!
-見事なホームランを打ちました森友哉選手です!
(森)ありがとうございます。
-試合展開上も大きな一発でしたが、打ったホームランの内容も大きかったと思いますが?
(森)そうですね、一番快心だったと思います。
-手応えはもう十分でしたか?
(森)はい、十分でした。
-今季打った中では一番の手応えぐらいなんでしょうか?
(森)そうですね。一番当たりは良かったかなと思います。
-これで7号で去年の6本を超えましたがどうでしょうか?
(森)特に去年と比べる必要はないと思うんですけど、6本以上打てたというのはうれしいなと思います。
-むしろこの時期でもう7本。どこまで本数を稼ぐのかなという気もしますが、ご自身の中ではホームランの本数などは意識はしているのでしょうか?
(森)ホームランにこだわりはないので。
-今スタンドの方から30本、40本という声が飛んでいますが?
(森)30本、40本打てたらいいですけれど、そこまでの技術はないです。
-技術という話が出ましたが、最後のタイムリーヒットも非常にうまく打ったと思うのですがご自身としてはあのタイムリーはいかがでしたか?
(森)今状態がいいからこそしっかり食らいついて打てたヒットだと思います。
-今日3安打で打率もぐんぐん上昇して.331まできました。
(森)それは非常にありがたいですね。
-最近の好調の要因は何ですか?
(森)何ですかね……わからないです。
-ではチームの好調の要因は何ですか?
(森)もともと西武ライオンズは強い球団なので、これが当たり前のようにもっと頑張っていけたらなと思います。
-これで5月は負け無し7連勝、明日も試合がありますが明日に向けて一言お願いします。
(森)明日もあさっても勝って、どんどん日本一に近づけるように頑張っていきたいなと思います!
ヒーローインタビュー動画
田邊監督コメント
打つ方の勢いがあるよね。
しかし中盤で点がとれなかったが、直人(渡辺)が代打でしっかりとやってくれた。
スコアだけを見れば勝ったけど、「走攻守」でミスがけっこうあったので、
勢いのあるときにしっかりと締めていこうと思う。