試合情報

久しぶりのホームで迎える、ゴールデンウィーク3連戦。その初戦は激しい打ち合いを演じながら、8回に勝ち越し10対6で勝利。連勝を4に伸ばしました。まずは3安打2打点とした森の活躍を振り返ります。

0対0で迎えた2回裏。左の相手先発･中山に対し、6番･森は低めの直球に差し込まれることなく反対方向へはじき返します。打球は高く上がり、左中間スタンドへ飛び込みます。先制の5号ソロ本塁打に、スタンドを埋め尽くしたファンはフラッグを振って応えました。「甘い球が来て思い切り振ったら逆方向のスタンドまで飛んでくれました」と振り返ったように、追い込まれる中でもフルスイングを見せていきます。

森は4回裏にも、外角の直球を華麗な流し打ちで左前安打とし出塁。この攻撃をきっかけに2点を奪うと、4対3に追い上げられた直後の7回裏には、猛打賞となる適時打を放ち貴重な追加点を挙げました。

8回表に6対6の同点とされますが、その裏に再び流れを呼び込む好機が訪れます。2死から3つの四死球をもらい満塁とすると、打席には4番･中村。相手投手･佐藤達の直球を反対方向へ打ち返すと、打球は右中間を破る走者一掃の3点適時二塁打に。緊迫した場面での一打に、中村は2塁ベース上でガッツポーズ。スタンドの大声援に応える活躍となりました。

明日の先発は十亀。西武プリンスへ集う子どもたちに勝利をプレゼントしましょう!

-まずは先制のホームランを含む3安打2打点のナイスバッティング、森友哉選手です! ナイスバッティングでした!

(森)ありがとうございます!

-まずは先制のホームランの場面を振り返って頂きたいのですが、逆方向に持っていきました。あのバッティングはいかがでしたか?

(森)一番理想のバッティングができたと思います。

-今日は初回から、この大歓声のスタンドのファンの応援もありました。あの応援も勢いに乗せてくれましたかね?

(森)ファンの方々の声援も浴びながら打席に立つことができたので、感謝しています。

-そして2本目のタイムリー。今度はセンター前にしっかりと持っていきました。あのバッティング、振り返って頂けますか?

(森)本当にダメ押しの場面だったので、何とか食らいついてヒットを打つことができました。

-森さんとしても今シーズン、4回目の猛打賞となりました。これをきっかけに、さらに乗っていけるのではないですか？

(森)いい状態が続いているので、このまま継続して頑張ってみたいなと思います。

-最後に大歓声を送ってくれたスタンドのファンの皆さんにメッセージをお願いします!

(森)今日は熱い声援ありがとうございます! この勢いのまま日本一を目指して頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!

-ナイスバッティング、森友哉選手でした。おめでとうございました!

(森)ありがとうございました!


-そして2人目のヒーローはもちろんこの方。決勝点のタイムリーヒット、中村剛也選手です! ナイスバッティングでした!

(中村)ありがとうございます!

-同点で迎えた2アウト満塁、非常においしい場面でした。バッターボックスではどんな意識でしたか?

(中村)前のバッター3人がフォアボール、フォアボール、デッドボール。つないでくれていたので、何とかランナーをかえしたいという気持ちでバッターボックスに入りました。

-結果的には右方向へいい打球が飛んでいきました。あのバッティング、振り返って頂けますか?

(中村)大振りせずにコンパクトに打ち返そうと思って打席に入りました。

-その中村さんのバッティングで終盤までもつれたこの試合、4番の一振りで決めてくれた。これは非常に大きいのではないですか?

(中村)大きいですかね? すんなり勝った方がいいと思いますけど、いい形になりました。

-これでチームとしても4連勝。首位･ファイターズとの差がグッと迫ってきました。チームとしてもいい勢いをつけて次の試合に迎えられるのではないですか?

(中村)まだ順位はあまり気にせず、一戦一戦全力で勝ちに向かって戦っていきたいと思います。

-今日はスタンドのファンの皆さんも全力での応援を送っていました。最後にファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします!

(中村)そろそろホームラン打ちます。

-次の試合も期待しています!

(中村)はい、頑張ります!

-ナイスバッティング、中村剛也選手でした。おめでとうございました!

（勝ち越し打の中村について）
最後はよく決めてくれた。
その前の打席までは三振するなど不甲斐ないバッティングだったけど、
最後に4番の仕事をしてくれた。その一言に尽きる。
今日は野手全員のつなぎで勝利したと思います。

（今日の打線について）
前のバッターが凡打しても、次のバッターが何とかするという良い流れで来ている。
そのポイント、ポイントで各バッターが考え、どういうバッティングをするべきかを良い形で今日は出してくれていた。

（今日昇格した木村について）
故障も癒えいつでも行ける状態だったので、即一軍に上げてスタメンで起用した。
良い働きをしてくれたね。

（先発・菊池について）
100球を目途に交代することは決めていた。
ちょうど100球を超えたところで球威も落ちてきたし、そこで思い切って交代した。
ただ、代えた後にちょっとバタバタしたけどね。

（勝ちパターンの増田、高橋朋を起用しなかったことについて）
2人とも3連投しているし、今日は休養させるために投げさせなかった。
そこは他のピッチャーが何とかしのいでくれたという感じです。

（開幕以来の4連勝、今季最多の貯金6について）
正直言ってチームの状態は非常に良いと思う。
その状態をなるべく維持しながら、勝ちを拾っていきたいですね。
多くのライオンズファンの声援を受けて、選手たちも俄然やる気になっている。
この声援の勢いを力に変えて、明日以降良い戦いをしていきたい。