試合情報

西武プリンスでのマリーンズ戦。「台湾デー」に登板した先発･郭俊麟は、序盤で無念の降板。中盤に反撃を展開も終盤にリードを広げられ、5対9で敗れました。点差を詰めるべく奮闘した、メヒアと浅村の活躍を振り返りましょう。

0対4で迎えた4回裏。相手先発･イ・デウンに対し3番･浅村がおっつける安打で出塁。その後2死となりますが、今季初となる盗塁を決めて好機を広げます。ここで打席に入っていた5番･メヒアは、真ん中に入った変化球を右方向へはじき返します。飛球は右中間を真っ二つに破る適時二塁打に。メヒアは8回にも犠飛を放ち、この日2打点としました。

反撃のきっかけをつくった浅村の活躍は、さらに続きます。1対6とリードを広げられた5回裏には、相手の暴投で1点を返しなお2死1,3塁の好機。ここで打席に入った浅村は、カウント3-0からでも打ちにいく積極さを出します。そして、次の直球が甘く入ったのを見逃さず、反対方向へ打ち返します。打球は右中間を深々と破る2点適時二塁打に。「チャンスで回ってきたので、自分で切らないように繋ごうと思って打席に入りました」との言葉通り、高まってきた反撃の勢いを生かす一打でした。これが今季初となる複数安打。勝負強さを今後の試合でも発揮していきましょう。

次のカードは、4月14日から西武プリンスでスタートするイーグルスとの3連戦。再び勢いに乗るべく、白星を積み重ねましょう。

(郭俊麟について)
球威･コントロールともいま一つだった。
力みも入ってたし、コントロールに苦しんでいたね。

(6回の森について)
（セーフティースクイズ等の）サインは出していなかった。バッターとランナーを見て、しっかりとサインを確認することをゲーム後のミーティングで話し合いたい。

(下位打線について）
ある程度一軍にいる選手でなんとかしたいので、もう少し様子を見ていきたい。特に森は打てない中でもある程度我慢して見ていかないと、彼の成長のためにならない。そう上手くいかないんですよ。