試合情報

横浜で行われたベイスターズとのオープン戦。互いに譲らぬ接戦となり、試合は0対0で引き分けに終わりました。なかなか打線が援護できない中、持ち味を十二分に発揮し相手の攻撃をかわした先発･野上の投球を振り返りましょう。

野上は、立ち上がりから自分のボールをコントロールします。2回には変化球を駆使し、筒香、ロペスといったパワーのある打者を翻弄。3回には先頭打者にこの日初めての安打を許しますが、続く黒羽根を併殺に打ち取り、ピンチの芽を摘み取ります。その後も低めに球を集める安定した投球を続け、試合前半の5回までに許した走者はわずか1人とします。

試合後半もマウンドに上がる野上は、6回にも低めに制球された球を投じ、3つの内野ゴロに抑える真骨頂を披露。8回を投げ88球、被安打3、奪三振6、無四球、無失点と素晴らしい投球内容となりました。開幕に向け、最高の状態を生み出しつつあります。

また、9回に野上からバトンを受けた2番手･高橋朋も、力のある球を見せました。2死から二塁打を浴びたものの、奪った3つのアウトはすべて三振。直球、変化球ともに切れ味が鋭く、相手打者を見事に翻弄しました。今季も大車輪の活躍が期待されます。

明日から西武プリンスに戻り、オープン戦残り2試合を戦います。開幕に向け、意気をさらに高めていきましょう!

野上はナイスピッチングだった。開幕まで、この状態をキープしてくれればいいね。
今日は100球を目途に投げさせようと考えていた。
（球数が少なかったため）結果8回まで投げた。

点数は取れなかったが、相手が良いピッチャーの時は、こういうときもある。

今日のスタメンは限りなく、開幕メンバーと考えてもらっていい。