試合情報

西武プリンスで行われたイーグルスとのオープン戦は、先制を許すもすぐに逆転を果たしライオンズペースに。3回以降はリードを許すことなく、6対4で勝利しました。打ち勝つ立役者となった、上位打線の活躍を振り返りましょう。

なかなか調子の上がっていなかった3番･浅村が好打を見せます。0対2で迎えた2回裏、好調な1番･秋山の2点適時打で同点とすると、その後も2死1,3塁の好機が続き浅村が打席へ。ここで、相手先発･美馬の甘く入った直球を見逃しません。強振して捉えた打球は、中堅手の頭上を越えてフェンスへ到達。4対2となる2点適時二塁打になりました。「チャンスで打ててよかったです」と振り返った通り、中軸にふさわしい勝負強さを見せています。

また、2番･栗山も鋭い打球を飛ばして連打とするなど、2安打を記録。秋山、浅村もそれぞれ2安打を記録しており、上位打線が見事につながりました。

初めて西武プリンスのマウンドに上がった先発･郭俊麟は、初回に制球力の高さを見せます。先頭の松井に対し膝元を突く直球で見逃し三振。その後走者を出すも制球を崩すことなく後続を断ちます。

2回以降は球が甘くなる場面が見られますが、5回2/3を投げて3失点にまとめました。制球力の高さを持続できれば、さらなる好内容が期待できます。

次のオープン戦は、20日に横浜で行われる対ベイスターズとなります。27日の開幕に向け、さらにエンジンをかけていきましょう!

(郭俊麟の投球について）
今日は制球に苦しんだね。
良いボールもあったんだけど、バラツキが多かった。
良いボ－ルでもストライクに取られてもいいような微妙なコースもあったんで、
おいおいコントロールは良くなってくるでしょう。

（浅村はオープン戦初マルチ）
ここのところ大振りが目立っていて特打なり振り込んでいるんだけど、
なかなか納得いく打球ないし振りができていない。
彼自身も納得していないと思うので、
開幕までの期間で良い形に持っていってくれるだろうから、心配はしていないです。

（2番･栗山について）
あまり小技は使わずに、強打の2番という位置づけで彼を2番バッターにしている。
そこのところは打っていってランナーを進めるとか、そういう形を取っていきたいです。

（秋山、栗山の1,2番について）
1番が出られなくても2番が出塁する。
そういうより出塁率の高い選手を1,2番に置いているので、
そこはなんとかクリーンアップにつなげるというかね。

（そういう意味で今日の浅村の活躍は大きい?）
よりクリーンアップでプレッシャーを掛けられるので、
そこで当たりが出てきたのは良いこと。あとはメヒアが出ればね。

（打線全体について）
昨日に比べたら段違いに良い。
後はライトがまだまだ定まっていないので、
レギュラーを張る選手が出てきたら打線も厚みを増してくる。
下位打線にはなるけれども上位につなげるという意味でも、
そういう選手がなんとかライトでレギュラーを取って欲しいですね。