試合情報

バファローズとの今季最終戦。序盤から中盤にかけて攻撃がつながり、3点差をひっくり返して9対6での勝利。今季最後となる大阪での勝負を制しました。大阪出身の2人、中村と森が京セラドームで逆転勝利を呼び込んでいます。

初回に3点を先制される苦しいスタート。しかし、直後の2回に9番･脇谷の適時打で1点を返すと、その後も制球に苦しむ相手先発･東明に襲いかかります。3回に1死1塁で打席に入った4番･中村は、内角への変化球をうまく巻き込むようにして引っ張ります。打球は左翼フェンスを越える32号2点本塁打に。9月14日以来という久々の一発で、この時点でリーグ本塁打トップへあと1本に迫ります。

これで止まらぬ中村は、5回にも打棒さく裂。無死2塁から相手の2番手･比嘉から放った打球は、左翼前に落ちます。すると、球は前方へ滑り込んだ左翼手の上を越えていき、適時二塁打に。今日3打点目となる一打で勝ち越し、主導権を握るきっかけをつくりました。その後も安打を重ね、2年ぶりとなる4安打を記録しています。

相手のベンチはたまらず3人目のマエストリを送り込むも、獅子の勢いはさらに高まります。打った中村を2塁に置いて6番･森が打席に入ると、低めの直球を思い切りよく引っ張ります。新人離れした弾丸のようなライナーが、一直線に右中間席へ突き刺さり6号2点本塁打に。「京セラドームで打ちたかった」という気持ちが乗り移った一発で、勝利を強く引き寄せました。大阪出身の中村とともに、地元で大活躍を見せています。

また、先発･牧田は立ち上がりに微妙な制球に苦しみ3点を先制されますが、打線の援護を受けて自分のリズムを取り戻します。2回以降は無失点投球を続けて立ち直り、7回3失点で昨季に並ぶ8勝目をマーク。プロ入り後初めて京セラドームでの勝利を手にしました。

明日は仙台に移動し、順位の近いイーグルスとの勝負を迎えます。ラストスパートの11連戦中盤となる戦いで踏ん張り、順位を上げていきましょう!

中村に当たりが戻ってきたね。吹っ切れて明日からも打ってくれればね。

メヒアがちょっと心配だね。

牧田の初回のピッチングを見たらどうなるか分からなかったけど、2回以降は彼本来のピッチングができていた。