試合情報

前夜は0対1と惜敗し、新たな気持ちで臨んだライオンズ。2日連続で1点を争う緊迫した展開となった試合は、1対1で迎えた8回に勝ち越しを許し、昨日に続き1点差で敗れる悔しい一戦となりました。

この試合、先発･豊田の後を受けて緊急登板となった2番手･武隈の力投を振り返りましょう。

3回裏、武隈は右足をつるアクシデントに見舞われた豊田に代わり急きょマウンドへ。得点圏に走者を背負いますが糸井を中飛、続くペーニャを捕邪飛に仕留めピンチを脱します。
続く4回裏も無死1、2塁とピンチを迎えた武隈でしたが、ここで坂口がバントした小フライを女房役･岡田が好捕。素早く2塁へ送球し併殺に。さらに2死2塁から原拓に中前へ抜けるかという当たりを打たれますが、遊撃手･渡辺直がダイビングキャッチし無失点。バックにもり立てられます。
5回裏も続投となった武隈は、変化球を巧みに操り3人で料理。相手打線を封じ続けます。6回裏に先頭の糸井に安打を打たれたところで降板となりましたが、3回、48球を投げ被安打2、与四球1、無失点と好投を見せ、緊急事態にも動じることなく、相手打線を抑えました。

打線では3番･浅村が先制打を放ち、4試合ぶりの打点を挙げています。
1回表、1死2塁で打席に立った浅村は3-0から相手先発･松葉の投じた低めの変化球をはじき返すと、打球は詰まりながらも中前へ。浅村の一打で先制に成功します。「3ボールだったし、チャンスだったので思い切っていった結果、ヒットになって良かったです」と自らの打撃を振り返りました。
浅村は4回表にも相手2番手･比嘉から中前安打を放ち複数安打を記録。明日こそはチームを勝利へと導く活躍に期待したいところです。

明日は対バファローズ戦の今季最終戦。先発･牧田が相手の強力打線を抑え込み、白星で締めくくりましょう!

前のピッチャーが頑張っていただけに、ウイリアムスの3連打は誤算だった。

先制点を取った後、すぐに同点にされて、その後チャンスはあったが点が取れなかった。
目標のあるチームと下位のチームの差かな。チャンスで1本が出なかった。

豊田は間隔をあけて万全でいったが、緊張していたのか、力んでいたのか、つったということだった。
先発での調整の仕方やマウンドさばきなど、いい経験になったと思うし、これからの彼の課題になったと思う。