試合情報

「埼玉vs.千葉ライバルシリーズ2014」最終戦。敵地を完全制圧し4位浮上を狙う一戦は、序盤に先発･藤原が崩れ試合のペースを握られます。それでも中盤に反撃し、9回には中村の2試合連続となる20号ソロで1点差に迫りましたが、惜しくも及ばず3対4で敗戦。千葉の完全制圧はなりませんでしたが、今季のライバルシリーズを3勝3敗に持ち込みました。連日の活躍となったメヒアと熊代の打撃を振り返りましょう。

0対4とリードされて迎えた5回。ここまで相手先発･成瀬の前にわずか1安打に抑えられていましたが、今カード大活躍を続ける5番･メヒアの一打が反撃ののろしを上げます。成瀬の直球を完璧に捉えた弾丸ライナーは、強風が吹くQVCマリンの夜空を切り裂いて左翼席へ一直線。今カード3試合連続となる21号ソロ本塁打で追い上げます。

その後も2死2塁と好機を演出すると、ここで打席に入ったのは、昨日2安打2打点の9番･熊代。追い込まれながらも粘ってフルカウントまで持ち込むと、変化球をやや泳ぎながらも軽いスイングで捉えて中前に運ぶ適時打としました。連日の活躍に熊代自身も「ランナーをかえせてよかったです」とほっとしたように反撃の一打を振り返りました。

また、2対4で迎えた7回には3番手･小林宏が登板。相手のクリーンアップに対し鋭く落ちる変化球を有効に使い、見事3者凡退に。前回登板で打たれたマリーンズ打線に対し、リベンジを果たしています。

あさっては西武ドームに戻りバファローズを迎え撃つカードとなります。ホームでの声援を力に変えて戦い、白星を積み重ねましょう。

先発がいつも通り失点してしまった。
もう少し踏ん張ってくれれば…。

打線はメヒア、中村は打ったけど、ソロ2本だしランナーがいればね。
向こうにとっては楽なホームランだった。

武隈は何とか持ち味を出して抑えてくれた。
成瀬は思った以上に変化していたので、特に左バッターが苦しかった。
ホークスに3連敗して、ズルズルいかず2勝できたので、休み明けからエンジンをかけていきたい。