

vs福岡ソフトバンク 第15回戦
今季最後となる大宮での一戦。強い風の吹く中両チームが1点を争う投手戦を演じましたが、1点差で迎えた9回のサヨナラの好機を逸し、1対2で惜敗。首位・ホークス相手に同一カード3連敗を喫してしまいました。敗戦投手にこそなりましたが、先発・岡本洋が試合前半に好投を見せています。
初回を3人で片付けた岡本洋ですが、続く2回は2死から2安打を許すなどし満塁のピンチ。ここで金子圭に対しフルカウントとなりますが、最後は外角への変化球でタイミングを外し空振り三振に。3回は立ち直って再び3者凡退とした岡本洋について石井投手コーチも「ここまで落ち着いて投げている」と期待を寄せます。
その後もテンポの良さを維持する岡本洋。打たせて取るシュートと直球が良いコースに決まり、4回、5回と3人で片付けここまで被安打はわずか2。相手先発・大隣に譲らぬ好投を演じ、先制を許しません。
しかし0対0のまま迎えた6回、2死2塁から李大浩に先制打を許してしまった岡本洋。この後左打者が続く場面で降板となりました。5回2/3を投げて81球、被安打4、奪三振4、与四球1、失点1と好内容を見せましたが、1点を争う勝負の中先制を許したのが悔やまれる投球となりました。
0対2で迎えた7回には、逆転を狙うべく打線が奮起します。2死2塁から代打で登場した斉藤は、相手投手・森の外角への球を流し打ち。三遊間を破るゴロとなり、反撃ののろしを上げる適時打で自身8月初打点を挙げました。
明日からは「埼玉vs.千葉ライバルシリーズ2014」千葉ラウンドがスタート。埼玉ラウンドでは1勝2敗と負け越しただけに、しっかりやり返したいカードとなります。順位でも近い位置にいるライバルを圧倒しましょう。
田辺監督代行コメント
(最後粘りを見せましたが)
粘りは出ましたが、やっぱりひっくり返せない。
チャンスで打てるかそういうところでしょ。
(4番5番が3三振)
非常に(三振が)多かったです。
やっぱり真ん中が打ってくれないと打線にも活気が出てこないですし、
キツいのは分かるけど、その中で打っていくのが中軸なので
なんとか奮起してもらいたい。
(メヒア選手が凡打が続くことが多い原因は)
自分で考えてしまうタイプ。
素直に振っていってくれればいいと思うのですが。
(田辺監督代行になってから初の同一カード3連敗)
ときには同一カード3連敗もあるし、逆に3連勝するときもあるから。
(首位とのチームとの差を見せつけられた?)
そうですね。首位にいるチームですからね。
チャンスに強いし、プレッシャーをかけてくるだけの打線がありますね。