

vs北海道日本ハム 第13回戦
昨日に続く旭川でのファイターズ戦は、前半戦最後の試合。序盤の好機を生かせずリードされて迎えた9回に1点を返すも、反撃及ばず1対3で敗戦。安打数ではほとんど差がなかっただけに、勝負強さが勝敗を分ける悔しい結果となりました。中盤から試合のペースを握られる展開となりましたが、逆転への望みをつなくべく救援陣が好リレーを見せました。
0対3とリードされて迎えた5回、旭川工高出身の2番手・武隈が凱旋登板。先頭打者を打ち取るも、続く中島卓に安打を浴びたところで3番手・岡本篤にマウンドを譲ります。その岡本篤は2者連続三振を奪う必死の投球で、追加点を許しません。
続く6回は4番手・ボウデンが登板し3人で片付けると、7回も続投。切れ味鋭いフォークを駆使し、2つの三振を奪うなどしてここも無失点に。任された2イニングできっちり仕事を果たします。
なかなか得点を奪えず重苦しい雰囲気の中迎えた8回は、5番手・ウィリアムスがマウンドへ。先頭打者に安打を打たれるも、角度のある球で陽を空振り三振に仕留めるなどして無失点に抑え、勝利への望みをつなぎました。
この救援陣の好リレーを受け、9回に登場した代打・斉藤が相手投手・クロッタから左方向への2号ソロ本塁打を放ち一矢報いました。反撃は惜しくも及びませんでしたが、投打で最後まで粘りを見せています。
後半戦は7月21日に西武ドームでスタート。チームは徐々に借金を減らしつつありますが「このままでは、終わらない」戦いはここからが正念場となります。後半戦最初の対戦となるイーグルスを倒し、さらなる上昇への足がかりとしましょう。
田辺監督代行コメント
どうしても先制したかったけど、チャンスで1本がね。
そうしてるうちに球際の弱さが出てしまった。
3回の1・3塁の中村はタイミングは合っていたけどミスショットだった。
ランサムのエラーは痛かった。
斉藤は相性がいいから代打で出して、積極的にいったのが良かったね。
大谷はいいピッチャーだけど、このままではいけないので、早いうちに対策を練って何とかしたい。
岡本洋は今日くらいのピッチングをしてくれれば、後半戦もいけると思う。
後半戦は野上、十亀も戻ってくるので、ピッチャーの層が厚くなる。