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2014.06.27 FRI
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vs福岡ソフトバンク 第10回戦

レギュラーシーズン再開。最初の3連戦は「ライオンズ・クラシック 2014」と題し、ブルーのユニフォームに身をまとったライオンズが、福岡移転直後のユニフォームに身をまとったホークスを迎え撃ちます。初戦は、2本の本塁打と先発・牧田から始まる投手リレーで3対1。勝利を手にしました。

カード初戦の先発を任された牧田は、1回、2回と相手の攻撃を3人で終わらせますが、3回にピンチを迎えます。味方の失策から安打と四球で2死満塁とされた後、3番・柳田にもフルカウントとなります。しかし、ここで外角にシュートを投げ込んで空振り三振に打ち取って無失点に切り抜けます。

5回に1点を失った牧田は、6回には1死から3連打で満塁のピンチを迎えます。しかし、続く松田を外角低めに逃げる緩い変化球で、今宮には内角に切れ込む速球を投げ込んでいずれも空振り三振に仕留めると、ポンとグラブをたたいてガッツポーズ。チームを鼓舞して、マウンドを後にしました。牧田は6回を102球、被安打6、奪三振4、与四球2、失点1の好投で、4勝目を手にしています。

ライオンズ打線の前に立ちはだかったのは、西武ドームではプロ入り以来9勝無敗のホークス先発・攝津。しかし、1番・秋山が先制パンチを繰り出しました。1回裏、外角低めの直球をジャストミートすると、打球はバックスクリーン左に飛び込みます。2号先頭打者本塁打で、1対0。「積極的に振りにいって、思いきっていけた結果だと思います。これでチームが乗っていけるように、次もいきます」と語った一撃が、打線に勢いをつけました。

これに続いたのは、8番・炭谷でした。4回、1死3塁で迎えた打席の初球、低めの変化球を思い切りよく振り抜くと、白球は失速することなく左翼ポール際に突き刺さります。「シンカーです。脇谷さんが繋いでくれたので、何とか還したかったです。最高の結果が出ました」と振り返った炭谷の2号2点本塁打で3対0とリードを広げ、牧田の白星をアシストしました。

明日は自身4連敗中の野上が登板します。伝統のユニフォームの力で、復活の1勝を手にしてもらいましょう!

今日のヒーローは、牧田投手と炭谷選手です!

-まずは勝ち投手の牧田投手です。交流戦が終わって、レギュラーシーズンに戻っての最初の試合でした。どんなイメージを持って、どんな準備を持って臨みましたか?

(牧田)まずは、このユニフォームで1勝できたというのが非常にうれしいのと、あとは交流戦からレギュラーシーズンに戻ってもとりあえず自分のピッチングをしよう考えて投げました。

-交流戦の後半から非常にグイグイと押すピッチング、テンポの良いピッチングが見られていました。それが今日の勝ちにつながった気がするんですが、いかがでしょうか?

(牧田)逃げててもしょうがないので、とりあえず向かっていくということで、必死に投げました。

-そんな中、今日は満塁のピンチが2度ありました。それを切り抜けたのは三振を取ったことでした。そのあたりの攻めのピッチングを振り返って下さい。

(牧田)カウントがカウントだったので、とりあえず開き直って投げました。

-特に6回、松田選手を三振に取った場面では、緩いボールを2つ使いました。勇気はどうでしたか?

(牧田)緩いボールを投げるときは怖いですけど、思い切って投げようということで、結果が三振という形になりました。

-今日はバックも初回に秋山選手の先頭打者ホームラン、そして炭谷選手にも2ランホームランが出て、いい援護をもらいましたね?

(牧田)非常に助かりました!

-ご自身としては少し早めの降板だったかな、という気はしますが、6回を投げました。このあたりはいかがですか?

(牧田)まだ行けたと思いますけど、次ももうちょっと長いイニング投げられるように頑張ります。

-このユニフォームでのスタート、それが勝利、そしてレギュラーシーズンに戻っての最初のゲームの勝利となりました。チームにもいい勢いが出る、そうファンのみなさんは信じたいと思っています。スタートを切ったピッチャーとして一言お願いします。

(牧田)カードの頭が取れるということは非常に大きいので、そのカードの頭が取れたのは非常にうれしく思います。

-この勝ち星でご自身も乗っていけますね?

(牧田)そうですね。どんどん勝っていきたいと思います。

-続きまして牧田投手を非常によくリードされました、そして援護点もたたき出しました、炭谷選手です。まず、牧田投手のことから聞きましょう。今日のピッチング、受けていていかがでしたか?

(炭谷)ここのところずっと力強い真っ直ぐを投げてくれて、なかなか味方の援護がなく負けがついてしまうことが多かったので、なんとか勝ちをつけられるようにと
思ってリードしました。

-その配球の中で、高低、左右、緩急といろんなバリエーションを炭谷捕手が引き出していったと思いますが、どんなところにキーポイントを置いてリードを作っていきましたか?

(炭谷)そうですね…。交流戦の途中ぐらいに牧田さんと話して、もうちょっと真っ直ぐで押していこうと、それがあっての緩急だという話をして、そこからまた良くなったんで、その結果かなと思います。

-交流戦後半、甲子園球場のピッチングぐらいからでしょうか、非常にテンポの良い、ぐいぐいと押す牧田投手が戻ってきたと、私たちも見ていますが、受けていていかがですか?

(炭谷)非常にテンポがいいんで、こっちも受けて返すのにテンポは気をつけていますし、牧田さんの良さを崩さないように心掛けてます。

-そして今日のピンチでは、6回、特に松田選手に対して緩いボールを2つ要求しました。

(炭谷)牧田さんの持ち味なんで、三振が取れて良かったです。

-ご自身のバッティングのことも聞きましょう。あの2ランホームラン、脇谷選手が送りバントでつないでくれた場面でした。普段ですと炭谷さんが送ってチャンスを作る場面が多かったんですけれども、今日は逆でしたね。

(炭谷)ホームランはたまたまですけれども、ずっと打ててませんでしたし、牧田さんになんとか援護してあげたいという気持ちで打席に入りました。

-あのホームランの打った瞬間の手応えはありましたか?

(炭谷)外野は越えるなと思いましたけれども、入ってくれて良かったです。

-5月10日以来のホームランでした。久々のホームランの味はどんなものでしょう?

(炭谷)狙ってはいないんで、求めてもいないんで、まぁなんとか率を残せるように頑張ります。

-今日は「ライオンズ・クラシック 2014」でした。このユニフォームでも、レギュラーシーズンのスタートを良い形で切れましたね。

(炭谷)本当に1試合目、勝てて良かったです。

-スタンドからは「明日も勝ってよ!」という声が飛ました。一言、お願いします。

(炭谷)まだ借金がありますけど、一つずつ返していって、全員で力を合わせて戦っていくので、また応援よろしくお願いします!

ヒーローインタビュー動画

田辺監督代行コメント

(リーグ戦再開の初戦を取った)
相手がソフトバンクと言うことで上位との厳しい戦いになると思ったんですけどね。
牧田が良く粘ってくれて、打つ方でも意外にも銀ちゃん(炭谷)がホームランを打ってくれたので、
非常に良いムードで試合ができましたね。

(秋山が先頭打者ホームラン)
まさか打つと思っていなかったので、あれでベンチが盛り上がった。

(炭谷の効果的なホームラン)
交流戦が終わって練習日が3日間あったのでバッティングの若干の修正を高木・宮地両コーチが
付きっきりで指導してくれたので、うまいこと修正できたと思いますね。

(練習は嘘をつかない)
これだけ打つ方で銀ちゃんが練習したことがなかったと思うので、彼には良い刺激になったと思います。

(炭谷にはどんなバッターになってほしいか)
とにかくアベレージヒッターになってほしい。
打率を上げてくれと言っている。

(牧田について)
ランナーを出しながらも粘って、なんとか最少失点に抑えてくれた。

(7回以降は投げさせる気はなかったか)
それはなかったです。6回でいっぱいいっぱいだと判断したので、すぐに継投に移りました。

(継投陣がパーフェクト)
ウィリアムスと増田が交流戦少し結果が良くなかったので、気持ち切り替えて良いピッチングができていたので良かったです。

(中村が復帰)
「今日は代打くらいなら大丈夫です」と言う報告だったので良い場面で行こうということでした。
まさかそれが1000試合なんて誰も知らなかったので、なんかあっけなく1000試合終わってしまって。
言っておいてくれよと彼に伝えたいと思います。(笑)

(ファーム時代からに教え子)
入った当時から一緒にやってきて、今西武の主力で頑張っていると言うことでこれからもっと頑張って欲しいですね。

(ライオンズブルーのユニフォームを着ての指揮)
このユニフォームを着た当時は強かったので下手なゲームはできない。
良いゲームをしようという気持ちで臨んでいます。
勝ちに繋がって良かったです。

試合ダイジェスト

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