試合情報

昨日の勝利で単独でのリーグ5位となったライオンズ。タイガース戦今季4戦4勝を狙った西武ドームでの試合は、昨日に続き大勢のファンがスタンドを埋め尽くしました。その中先発マウンドに上がったのは27歳のバースデー登板となる野上でしたが、5回途中で5失点と悔しさの残る内容に。継投陣も猛虎打線を止められず、1対8で敗戦。連勝は4で止まりました。打線も相手先発･メッセンジャーのコントロールされた直球に苦しむ展開となりましたが、2番を任された金子侑が期待に応える打撃を見せました。

初回、メッセンジャーの角度のある球にうまく対応し、いきなり右前安打を放った金子侑。続く打席は0対1と先制された直後の3回に迎えます。8番･永江、1番･秋山の安打で1死1,2塁とした場面で打席に入った金子侑は、ここも初回と同じく低めの変化球をうまくさばき、中前安打に。満塁と好機を広げ、この後の3番･栗山の同点となる押し出し四球につなげました。昨日、おとといと安打が出ていませんでしたが、6月に入ってからの複数安打はこれで5度目と、固め打ちを得意としています。次の試合では今季まだ出ていない猛打賞を目指しましょう。

終盤は1対8と大差がついていましたが、8回に登板した4番手･武隈が、この日4打点の緒方を二飛に打ち取るなど3人で片付けます。9回も続投となると、相手の中軸にまわる攻撃をここも3人で料理。猛打を展開していた相手打線の勢いを止めました。

交流戦も残り4試合。次のカードはあさってから始まるドラゴンズ戦となります。ここで勝利を挙げ、再び連勝への道を切り開きましょう。

(野上が中盤に捕まった)
壁だね。5回、6回がどうしてもひと山あるので心配したんですが、やっぱり出てしまった。
緒方に対しては失投だったね。

(キャッチャーが星だった)
気分転換じゃないけど、パターンを変える意味で星にした。

(同点になった後に主軸が凡退)
あそこでまくってくれれば展開も少し変わったのかなと思いますけど、逆転できなかったところで少し流れを掴み損ねた。

(ホームで3勝1敗)
御の字ですよ。今度はビジターになりますけど、DHが使えるので何とかウチのペースで戦っていきたいと思います。
あと交流戦4戦を最低でも勝ち越せるようにしたい。