

vs中日 第2回戦
今季初の3連勝で5月を締め、大型連勝を目指すべく6月の戦いへ。初回からドラゴンズの守りを攻略し3点を先制すると、4回にも加点します。しかし強竜打線の厳しい反撃にあい、4対3で迎えた7回、森野に逆転の一打を許すなどし3失点。その後も加点され、4対8で逆転負けを喫しました。継投での逃げ切りが決まらず連勝が3で止まる痛い敗戦ですが、中村の一発が序盤の主導権を握るきっかけとなりました。
初回から今季負けなしの相手先発・山井に襲いかかるライオンズ打線。昨日のヒーロー・栗山の適時打で先制すると、続く4番・中村は低めの変化球にタイミングを合わせてはじき返します。中村らしい滞空時間の長い打球は、左中間スタンドへ飛び込む6号2点本塁打に。これには先制打の栗山も「たたきだしたのもつかの間、おかわり(中村)に持っていかれた」と脱帽した様子。主砲の一撃に、スタンドの熱気が早くも高まりを見せました。
また、昨日の試合から戦線に復帰している渡辺が、5月4日以来となる安打を2回に記録すると、その後も好打を続け3安打猛打賞を記録。4回に見せた2安打目となる右中間への二塁打は、1番・秋山の適時打へとつながりました。頼もしいベテランが戻り、下位打線に厚みが生まれています。
敗れはしたものの、打者個々の状態も上がり、隙のない打線を形成しつつあります。あさってからは西武ドームでベイスターズとのカードがスタート。交流戦前半戦最後のカードを連勝で締め、勢いを高めて折り返しましょう。
伊原監督コメント
(エラーから失点)
野球はエラーがつきものだから、それを守り切れるか防げるかのところだからね。
今日はそこを守り切れなかった。
(リリーフ陣が捕まった)
相性とかそういう期待をして出しているんだけどね。
ちょっと機能しなかったですね。
(7回はいいフィールディングもあったが失点)
藤原はよく投げましたよ。バント処理の後は、すんなりいくと僕は計算していたけどね。
野球には色々あるから。予測もしないことだったね。
(良い形で先制)
できうるならばもっともっと点を取らないといけないところだろうけど。