

vs巨人 第1回戦
西武ドームで迎える交流戦初戦は、ジャイアンツが相手。スタンドからの声援にも力が入りましたが、かつてのチームメート・片岡に適時打を許すなど序盤にリードを広げられてしまう苦しい展開。1対9で敗戦を喫しました。早い回から劣勢を強いられましたが、その中で救援に向かった藤原が好投を見せました。
0対1で迎えた3回に先発・牧田が4点を追加され、この回を投げ終えて降板。4回を2番手・豊田が抑えると、5回は今季ここまで無失点投球が続いている3番手・藤原が登板します。藤原は相手の中軸に対しロペスをボテボテのゴロで併殺に仕留めるなどし抑えると、続く6回は左右へ曲がる変化球を有効に使い3人で料理。強力打線を相手に、勢いをしっかり止めます。
ここまで25球の藤原は、7回もマウンドへ向かいます。2死から四球で走者を出しますが、続く坂本は低めの直球で打ち取り、ここも無失点。3イニングを投げて安打を1本も許さぬ好投で、今季の無失点投球を継続しました。
また、終盤の攻守について振り返りましょう。相手先発・杉内を攻めあぐね、0対5のまま迎えた7回。相手守備のミスもあり2死2塁とすると、打席に入った7番・木村は詰まりながらも左前に落ちる適時打を放ちました。続く8回にはルーキー・岡田がプロ入り後初となるマスクをかぶりましたが、最初の打者に本塁打を許すなど、追加点を奪われる悔しい捕手デビュー。実戦経験を積み上げ、徐々にベンチの信頼を得ていきましょう。
明日は菊池がジャイアンツ打線に挑みます。ここで白星を挙げ、交流戦の頂点へ向けた第一歩を踏み出しましょう。
伊原監督コメント
牧田は期待して送り出したけれどね。
打たれたことよりも、もうちょっと頭を使っていれば防げるところは防いでいたはず。
やっぱりピッチャーの杉内に対して、2ストライクまで追い込んだ後に打たれたのが全てでしょう。
その直後の長野のセーフティーバントは虚を突かれたわけではない。送ってくるのは当然だから。
そういう点も含めてキッチリやっていれば、大量点は取られていなかった。
選手、コーチ、もちろん監督もだけど、もうちょっとピリピリしてやらなくてはいけない。
今年の交流戦からホームではピッチャーが打席に立つけれど、
ビジターになったら今度は我々がDHを使えるからね。ほとんど関係ない。
条件はお互い一緒だから、有利不利はないよ。