試合情報

岡本洋は前回先発予定の試合が雨で流れ、中継ぎ登板を挟んでの今季初先発。しかし、ホークス打線に序盤に打ち込まれノックアウトされてしまいます。悪戦苦闘する中、7回に金子侑と木村に適時打が生まれるも、試合の流れを変えられず3対13で大敗を喫しました。初回にライオンズらしいそつのない攻撃で先制しただけに、悔やまれる敗戦です。

初回、相手の守りにミスが続き1死1,3塁の好機をもらいます。ここで打席に入った4番･浅村は、相手先発･攝津の直球を狙いすましたように右方向へ打ち返します。高く上がる打球は犠飛に十分な飛距離となり、先制に成功。昨日の試合でも犠飛を放っている浅村は、伊原監督から「お前の技術があれば簡単に右方向にフライが打てる」と声を掛けられていましたが、この日もその確かな技術をプレーで発揮。これで4試合連続打点を挙げ、4番としての仕事をきっちり果たしています。

序盤に大量リードを奪われる厳しい展開の中、4回から登板した2番手のルーキー･豊田が力投を見せました。4回は2本の安打で無死1,2塁とされますが、後続は力強い球で打ち取り無失点。帽子が脱げ落ちるほどの強い腕の振りで気迫を体現します。

続く5回もストライクゾーンで勝負する豊田は、ストライク先行の投球。細川、中村と2者連続三振に仕留めるなど、3人で片付けました。これでデビューから3試合続けて無失点。苦戦を強いられる中で再び結果を残しました。

明日は札幌に移動し、ファイターズとの今季初対戦。昨季大きく勝ち越した相手に、今季も相性の良さを印象付けましょう。

先発した岡本洋はもう見ての通りですよ。球威はあったけれど、打たれた理由は本人も分かっているだろうね。
ウィリアムス、ボウデンは点差が開いた展開だったけど、やはりマウンドに上がったら点差は関係なく、自分のパフォーマンスを発揮しなきゃいけない。

ルーキーの豊田は怖さ知らずでどんどん投げている。それが良いんじゃないかな。