vs横浜DeNA オープン戦第2回戦
いよいよ開幕まで1週間を切りました。この日のベイスターズ戦は先発・菊池の制球が定まらず苦しい試合展開。しかし、栗山をはじめとする主軸を中心に打撃陣が猛反撃を展開し、最大6点差をひっくり返して12対8で勝利を挙げました。
0対4で迎えた3回。無死1塁で打席に入った1番・栗山は、制球に苦しむ相手先発・井納の甘く入る直球を振り抜きます。痛烈な飛球はセンターフェンスを直撃し、1塁走者・金子侑が快足を飛ばして生還する適時二塁打に。新生ライオンズの足を使った攻撃が形になると同時に、栗山はこれがオープン戦初打点となります。「自分のスイングをしっかりすることだけを考えた」という言葉通りの思い切りの良さを見せました。
栗山はこの直後の守りでも、石川の左翼線を襲うライナーを滑り込んでつかむ好捕。”攻めも、守りも”全力で臨むキャプテンの姿に、他の中軸を担う選手たちも刺激を受けます。1対7とリードを広げられた後の5回に栗山が再び安打を放つなどして好機をつくると、3番・秋山と4番・浅村が連続適時打を放つなどして4対7。そして6回には栗山の2点適時二塁打や浅村のオープン戦1号となる2点本塁打が飛び出すなどし、9対7と逆転に成功。続く7回には秋山も2点適時二塁打を放つなどして2ケタ得点に乗せました。
この日は栗山、浅村、秋山の3人がそれぞれ3打点を記録。主軸が当たり始め、打線の核となる役者たちがいよいよ乗ってきました。
継投陣では、昨日の試合で結果を残せなかった武隈が6回に3番手として登板。チェンジアップを武器に梶谷、ブランコを連続三振に仕留めるなどして3者凡退に。長打のあるベイスターズの主軸を翻弄しました。昨日のリベンジを果たしたことで、自信を持って開幕に臨むことができるでしょう。
明日はオープン戦最後の試合となります。今日生まれた勢いを明日の試合でも生かし、新生ライオンズの仕上がった姿を見せましょう!
伊原監督コメント
今日はオープン戦最多得点、最多安打だったけど、これで打線が目覚めてくれればね。
開幕もあと1週間だから、それぞれが考えて打席に立っているのでしょう。
欠場している中村も焦ってくるんじゃないかな。
浅村は打てば頼もしいけど、打たなくても頼もしい存在だよ。
調整がだんだんうまくいってきて、開幕を迎えられる状態になってきた。
クリ(栗山)は5、6試合前からできあがってきている。
やっぱり技術を持っているからここまでできるし、ちゃんと鍛えて練習してくれば普通に打ちますよ。
(菊池)雄星はエースを真似するんだろうね。「ここで打たれなきゃいかん」と。
特にローテーションの投手はこの段階でうまく行き過ぎても調子に乗るかもしれない。
打たれて痛みが分からないと。
今日は本人にとって良かったと思うし、明日からの調整でしっかり仕上げてくるだろう。
打線も固まりつつあるけれど、問題は中村が入ってこない場合の5番・DH。
開幕の時には調子のいい選手を出すのは当然だけど、その位置がまだ決まらない。
逆に3番、4番はきちんと仕上げているよ。
全員が万全で開幕を迎えられるわけはないからね。誰かが1人、2人欠ければそういうことはある。
シーズンは144試合あるんだから。






















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