試合情報

昨日の試合でクライマックスシリーズ進出を決めましたが、まだまだ勢いは止まりません。今季最後となるファイターズ戦は、1点ビハインドで迎えた7回に秋山の一打で逆転。終盤に強いライオンズが今日もその力を発揮し、4対3で勝利しました。競り勝つ原動力となった打線の活躍を振り返りましょう。

0対2で迎えた5回表、ここまで走者を出しながらも得点を奪えずにいた相手先発･吉川から1死1,2塁の好機をつくり、打席に2番･片岡が入ります。片岡はここまでの2打席でチャンスで凡退。やり返したいという気持ちが入っていました。低めに沈む変化球を合わせるようにすくい上げた打球は、フワリと上がって左前に落ちます。これで2塁走者が生還し1点差に迫りました。昨日で連続試合安打は14で止まりましたが、打撃の好調ぶりを維持しています。

その後2死1,3塁と好機が続き、4番･浅村が打席へ。三遊間への打球は遊撃手に捕られ1塁へ送られますが、激走した浅村が間一髪で駆け抜け内野安打になります。この間に3塁走者が生還し同点としました。「どんな形でも追いつけて良かったです」と、今季107打点目を振り返った浅村。リーグ打点王の座はもう目の前です。

その後勝ち越されて2対3で迎えた7回表、2死2,3塁からその浅村が歩かされて5番･秋山が打席へ入ります。相手投手は左の宮西ですが、外角への直球をしっかりたたきつけます。打球は二遊間を破って中前の2点適時打に。「目の前で浅村が敬遠されたので、今日はチャンスで打ててなかったし打ってやろうと燃えていました」と逆転打を振り返った秋山。ライオンズ得意の終盤の逆転劇をこの日も演じました。

あさっての今季最終戦は、今日の試合で敗れて0.5ゲーム差に迫った2位･マリーンズとの勝負になります。ホームの大声援を受け、クライマックスシリーズファーストステージの西武ドーム開催を勝ち取りましょう!

慣れたね。ずっとこういう展開なので。
みんな、最後まで集中力を切らさないでやってくれた。

ワク(涌井)は体的に大丈夫ということだったので、2位もかかっているし勝つ確率の高い継投でいきました。
7回にアキ(秋山)がしぶとく喰らいついて打ってくれた。いいところで逆転してくれたね。

明後日は面白いね。1試合で決めます！