vs福岡ソフトバンク 第23回戦
ラストスパート最大の山場といっても過言ではないでしょう。クライマックスシリーズ進出を争う3位・ホークスとの直接対決。お互いに負けられない戦いは白熱した接戦となりましたが、堅守を発揮したライオンズが幾度となく迎えたピンチを切り抜けて2対1で勝利。大事な2連戦初戦を制し、3位・ホークスと1ゲーム差に迫りました。この日のヒーローとなった片岡と栗山の活躍を振り返りましょう。
0対0で迎えた3回裏、相手先発・寺原から9番・鬼崎のチーム初安打などで2死1,2塁とし、11試合連続安打中と好調の2番・片岡が打席へ。真ん中にきた直球を得意の右方向へ打ち返すと、打球は右前で弾みます。これを見た2塁走者・鬼崎は本塁へ突入。右翼手からの好返球を受けた捕手のタッチをバックネット側へ滑り込みながらかわし、本塁をタッチしました。執念を体現する先制点に、スタンドだけでなくベンチも大盛り上がり。これに派手なポースで応えた片岡は「鬼ちゃん(鬼崎)がナイスな走塁をしてくれて感謝しています」と好走塁の鬼崎を讃えました。
片岡の活躍は打撃だけではありません。得意の守備でもチームを助けています。3回表には2死1,3塁から二遊間を襲うライナーに素早く反応して捕球すると、9回表には1死1塁から一二塁間を抜けようかというゴロを拾い上げ、素早く1塁へ送球。危ない場面で次々と好守を披露し、投手陣に勇気を与えました。
1対1の同点で迎えた8回裏、この回先頭の3番・栗山は4番手・ファルケンボーグに相対します。集中して打席に入った栗山は、真ん中に入ったフォークを見逃しません。甘い球を引っ張り上げると、打球は弾丸のようなライナーとなり、右翼席に突き刺さる勝ち越しの12号ソロ本塁打に。勝利を強く引き寄せる一発に、大勢のファンが歓声を上げます。8月22日以来となる一発に「いいスイングができました」と自身でも強い手応えを感じました。次の試合でも快音を響かせ、チームを力強く引っ張ってくれるでしょう。
明日の直接対決第2ラウンドは、今季対ホークス最終戦にもなります。苦手としてきた相手をやり返し、クライマックスシリーズ進出へ名乗りを上げましょう!
今日のヒーローは、片岡選手と栗山選手です!
-今日も片岡劇場。まずは3回の守備、先制を阻む素晴らしいプレーから始まりました。
(片岡)手が伸びました!
-球際に強かったですね。そして3回裏の先制タイムリーの場面を振り返ってもらえますか。
(片岡)あー、ちょっと忘れてました(笑) うまく打てました!
-あの場面、鬼崎選手の好走塁もあって、今チーム全員で戦っているのではないでしょうか?
(片岡)そうですね、鬼ちゃん(鬼崎)の走塁が本当に素晴らしかったので、先取点取ることができてうれしいです。
-そして、片岡選手も今日は先制タイムリー、最終回も素晴らしい守備がありました。この最終盤にきてプレッシャーとは無縁、のびのびと楽しんでやってるかなというプレーが見られますが。
(片岡)いやぁ、正直しんどいです(笑) でも涌井が一生懸命投げて、同期ですから。そういう時は100パーセント守ってやろうという気持ちでいます。
-今日の勝利で、3位・ホークスとの差が1ゲームということになりました!
(片岡)残りも負けられないので、明日も精いっぱい頑張ります!
-攻守に渡って素晴らしいプレー、片岡選手でした!
(片岡)ありがとうございました! お次どうぞ!
-続いては、見事決勝ホームランを放ちました、栗山選手です! 決勝ホームランから振り返っていただきたいのですけれど、8回に先頭バッターとしてバッターボックスが巡ってきました。
(栗山)先頭だったので、塁に出ることを頭に入れて振り抜きました。
-久々の一発でしたけれど、手応えはいかがでしたか?
(栗山)手応えは良かったですね。9月もたいして打ってませんし、今日も得点圏で打てなかったですし、でもこうやって良いことがあるんで辛抱してこれたし、ファンの皆さんがずっと応援してくれるからこうやって打てました。本当にみなさんのおかげで打てました。ありがとうございます!
-これで、3位・ホークスとの差が1ゲーム差。明日、今シーズン最後のホークス戦が待っています。意気込みを聞かせてください。
(栗山)とにかくもう勝つしかないので、今日の喜びはここまでにして。とにかく明日、全員で、みんなで力を合わせて勝ちましょう! お願いします!
渡辺監督コメント
本当に最近のゲームはタフなゲームが続いている。
プレッシャーもかかるけど最後の一踏ん張りと言うのか、本当の戦いが始まったね。
牧田は勝ちが付かなかったけど、序盤はしっかりゲームを作った。
ランナーを出してからも粘り強く投げていたよ。
その結果、良い形で後ろのリリーフ陣にもつながっていった。
今日は先発、リリーフがともに頑張って勝ったゲームだったと感じている。
9番バッターが出れば上位につながっていくから、鬼崎はしっかりチャンスメークしてくれている。
それにヤス(片岡)がいいところでしっかり仕事をしてくれた。
でも、今日はノーアウトから何度もランナーが出て、そこからうまくつなげることができなかったな。
今日勝つことができたので、明日も勝って何とか連勝できるようにしたいね。
勝ち越しの場面だけど8回表のピンチをしのいだ後、「この回で1点でも」という気持ちだった。
先頭のクリ(栗山)が一発でボールを仕留めてくれた。
あのホームランはチームにとっても大きいし、チーム全体に勇気を与える一発だったよ。
明日は全員でやるしかないと感じているし、結果として勝てればと思っている。






















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