試合情報

昨日の大雨から一転、晴天に恵まれた仕切り直しの「ライバルシリーズ」最終戦。中盤に追い付き流れを呼び込みましたが、終盤に勝ち越しを許し3対4で接戦を落としました。

岡本洋は、先発予定だった9月5日は試合前に雨天中止。昨日も2回途中まで投げながら雨天によりノーゲームとなった「雨男」が、2日続けてとなるマウンドへ上がっています。

初回は制球が定まらず2点を失った岡本洋ですが、2回からは修正を図ります。右打者の懐を突くシュートを有効に使い詰まらせると、緩い変化球も決まり始めて相手打線を翻弄。杉本投手コーチも「ストライクが先行している」と評価する攻めの投球で、好投を続けます。

打線の援護で同点としてもらった岡本洋はその後も好投を演じ、2回から6回にかけて5イニング連続で3者凡退に。勝ち越しを信じて力投を続けてきましたが、2対2のまま迎えた7回裏に相手の攻撃にあい、勝ち越しを許しての悔しい降板となりました。先発でのプロ初勝利は次回に持ち越しとなりましたが、2日続けての登板で奮闘を見せました。

また、2安打2打点と活躍した鬼崎の打撃も振り返りましょう。0対2で迎えた3回表、攻めあぐねていた相手先発･古谷に対してストライクを取りにきた直球を振り抜きます。滞空時間の長い打球は、右翼フェンスを越える1号ソロ本塁打に。移籍後初となる一発で1点差とすると、5回表には一時同点となる犠飛を放ちます。「(岡本)洋介が頑張っているので、何としても追いつきたかったです」と振り返るように、チームメートを勇気づけようと必死の打撃を見せました。

明日からは、今季まだ1勝の「鬼門」ヤフオクドームへ移動してホークスとの3連戦が行われます。ここを突破すれば上昇気流に乗れるだけに、全力で相手にぶつかりましょう。

最後まで粘ったが、今日は中盤に何とかしたかった。
岡本洋は初回、勝負に行けてなかった。最後は甘くなってきてしまった。
明日からホークス戦だが、勝たないことにはしょうがないので、勝つための努力を精一杯やっていきます。