試合情報

「レジェンド･シリーズ2013」が今日からスタート。選手たちは常勝軍団を象徴する黄金期のユニフォームを身にまといバファローズに相対しました。2点をリードされて迎えた9回に追い付いたものの、延長の末2対6で敗れています。

数々の激闘を思い起こさせる両チームのレジェンド・ユニフォームにふさわしく熱戦を繰り広げましたが、勝利へはあと一歩及ばず。しかし、9回に見せた粘りは、簡単には負けないライオンズの意地を表していました。

0対2で迎えた9回裏。ここまでわずか3安打に抑えられていたライオンズ打線が、土俵際で「レジェンド」の精神を発揮します。相手の守護神･平野佳に対し、ヘルマンの15試合連続安打となる三塁打、5月19日以来の戦線復帰となった代打･坂田の四球で無死1,3塁とすると、3番･栗山がストライクゾーンに入るフォークを見逃さず引っ張り、右前適時打に。これで1点差とします。

その後無死満塁と好機を拡大し、打席には5番･秋山。外角低めの直球を打ちにいった打球は、一二塁間を破るゴロとなりついに同点に。スタンドのボルテージも一気に高まりました。

8月は不調の続いていた秋山。打点を記録したのは、実に8月14日以来、13試合ぶりでした。それだけに、勝利へ迫る一打には格別の喜びがあったことでしょう。同点適時打の後、1塁ベース上で笑顔の「WIN WIN」を決め、ベンチの選手たちに応えていました。今日の活躍を機に、明日からはさらに調子を上げていきたいところです。

今日見せた土俵際での粘りを明日の試合でも生かし、「レジェンド･シリーズ2013」初白星を手にしましょう。

(9回の攻撃について)
決めきれなかったことは痛かったし、最後に試合を壊してしまったというところに関しては本当に申し訳ないと思う。