

vs福岡ソフトバンク 第17回戦
昨日大宮で予定されていた一戦は雨天中止となり、仕切り直して臨む西武ドームでのホークス戦。0.5ゲーム差で追う目の前の敵を一気に抜き去るチャンスで先制に成功するも、3回に追い付かれると6回には勝ち越しを許します。その後ヘルマンに3号ソロ本塁打が飛び出しますが、反撃及ばず3対7で敗戦。今季大きく負け越している相手への苦手意識を払拭し切れませんでした。しかし、昨季から6連敗中と相性の悪い相手先発・攝津に対し、4番・浅村が価値ある先制弾を放っています。
初回に2死3塁として打席に入った浅村は、持ち味である積極性を生かします。制球力のある攝津の初球は得意のシンカーでしたが、低めに落ちきらない球を思い切りすくい上げました。打球は左中間スタンドに飛び込む23号2点本塁打となります。「相手も良いピッチャーなので、結果まずは先制点が取れて良かったです」と振り返り、相手エースから先制できたことに手応えを感じていました。
浅村は4回にも中前安打を放ち好機を演出。6回には惜しくも届かなかったものの、右方向への大きな打球をフェンス手前まで飛ばしました。好投手・攝津に対して良い当たりを続けています。
今日は投手陣が踏ん張れませんでした。杉本投手コーチは先発・牧田について「先頭バッターに対して意識を持って投球してほしい」と修正を期待するも、6回の先頭・柳田に勝ち越し弾を打たれてから流れが相手に傾きました。明日のホークス戦では投手陣だけでなく、今日と同じく「Saitama」ユニフォームを着用する選手たちの奮起に期待しましょう。
渡辺監督コメント
(牧田について)
確かにソフトバンクの打線は非常に良い打線だけれど、その中でも確実に取れる選手はいる。これは牧田に限らない。そういう選手に今日みたいにやられるとこういうゲームになる。
(先制点を奪ったことについて)
その後も色んなミスが出ていた。ディフェンス面、作戦面でもミスが出るとなかなかリズム良くいけないと思う。これに関しては、できない選手を使っている俺が悪いことであって、選手は一生懸命やっている。ただそういうことをきっちりできるチームになっていかないと、こういうシーソーゲームもなかなか取れない。