試合情報

バファローズとの「大坂夏の陣」第2戦。序盤から一進一退の攻防となった勝負ですが、1点ビハインドで迎えた8回にリードを大きく広げられてします。9回に金子の適時打で一矢報いるも及ばず、3対8で敗れました。

結果的には大差での敗戦でしたが、序盤から中盤にかけては2度追い付いて食らいつく姿勢を見せました。

0対1で迎えた3回表。相手先発･前田に対し、8番･炭谷の二塁打などで1死3塁として1番･ヘルマンが打席に入ります。前田の角度のある球にファウルで食らいつき、迎えた9球目。甘く入った変化球をミートした打球はセンターのウォーニングゾーン手前まで飛び、犠飛には十分な飛距離となりました。「自分の仕事はランナーをかえすことだと思って打席に入ったよ」と振り返るように、同点の走者をかえすことを心掛けた粘りのある打撃でした。

中盤以降はリードされる展開が続きましたが、リードを広げられないよう守りでも集中力の高さを見せました。6回裏に2死1,3塁とされた場面で、1塁走者がスタートしたのを見て捕手･炭谷が2塁へ送球。同時に3塁走者もスタートを切りましたが、球を受けた遊撃手･鬼崎がすぐさま本塁へ送球します。炭谷は突っ込んでくる走者をしっかりブロックし、追加点を阻止。見事な連携で逆転への機運を高めました。

8回裏には4番手として大石が登板。6月9日以来となる1軍マウンドでしたが、安達に本塁打を浴びるなどして5失点。1イニングを持たずマウンドを下りる結果となりました。今日の反省を糧にして、次回こそは本来の力を発揮したいところです。

明日の試合は岸が先発マウンドへ。ここでカード勝ち越しを決めて次の戦いへのはずみをつけましょう。

牧田は試合を引き寄せるピッチングができなかった。相手の流れの中でゲームをしていた。

打つ方も突破口を開こうという残りの4イニングを完璧にやられた。