

vsオリックス 第14回戦
「ライオンズ・クラシック 2013」第2戦は、序盤に5点を先制されながらもすぐに栗山の一発で2点を返します。しかし、その後リードを広げられ2対7で敗れました。
今日は序盤から苦戦を強いられました。しかし、厳しい時こそチームの支柱・栗山の存在が光ります。
0対5と大きくリードを許した直後の3回裏、相手先発・井川に対し1死1塁として3番・栗山が打席へ。ここで、甘く入った初球を捉えます。打球は弾丸ライナーとなり、右翼ポール際に飛び込む9号2点本塁打に。「点差はあるけど、まだ回も浅いし1点ずつ返していく!」と、チームを引っ張るキャプテンらしい言葉で振り返り、厳しい状況に置かれたチームを鼓舞する一発となりました。その後も安打を放つなどし、2安打4出塁と好結果を残しています。
先発の涌井は、エース復権をかけた登板でした。立ち上がりこそ素晴らしい制球と球の切れを見せたものの、3回表にテンポが乱れてしまい、この回5失点。大きくリードを許してしまいます。
しかし、今日にかける思いの強さが自身を立ち直らせます。直後に栗山のバットで2点を返してもらうと、続投となった4回以降は変化球を低めに集め直し、6回まで無失点に抑えました。敗戦投手となり満足のいく結果ではありませんが、今回の反省を生かし、次回こそは納得のいく投球を見せましょう。
また、9回表に藤原が今季初の1軍マウンドへ上がりました。サイドから繰り出す鋭いスライダーを武器に、1イニングを無失点に抑える好投を見せています。
明日は「ライオンズ・クラシック 2013」3連戦最後の試合。カード勝ち越しを決め、ライオンズの歴史に新たな名を刻みましょう。
渡辺監督コメント
(涌井について)
別に言うことはない。
下に落ちる前と同じピッチングをしていた。
使い方についてはこれから考える。