試合情報

昨日、バファローズをあと一歩まで追い詰めた打線が、今日は序盤からよくつながりました。3回に3点を先制すると、5回には打者一巡の猛攻で一挙5得点。11安打を放つ攻撃野球で相手を退け、9対4で勝利しました。

杉本投手コーチが「ストライク先行でリズムも良い」と評価したように、立ち上がりから確かな制球で相手打線を翻弄する先発･野上。序盤の3イニングは切れのある変化球で4つの三振を奪うなど、相手打線を完璧に封じます。

しかし大量得点をもらった直後の5回裏、安達に2点本塁打を許すと、7回裏にはバルディリスにうまくすくい上げられここも2点本塁打を打たれました。

結果的には4失点となったものの、7回を投げ抜く中で相手に好機を与えずリードを守り、先発の役割を果たしました。これで今季5勝目を挙げた野上ですが、「今日の試合は完投しなければいけなかった」と振り返っています。プロ初完投へ向け、さらなる高みを目指します。

続いて、今日9得点を挙げた攻撃陣について振り返りましょう。相手先発･松葉に対し初回に安打と盗塁を決めていた1番･ヘルマンは、3回表にも安打を放つと、ここもヘッドスライディングで盗塁を決めます。その後、昨日の試合で1,000試合出場を達成した3番･栗山が甘く入った変化球を見逃さずに捉え、先制の右前適時打に。すると4番･浅村も左中間スタンドへ運ぶ12号2点本塁打で続き、この回3点を奪いました。ヘルマンの果敢な動きが、チームに勢いをもたらしています。

これで本来の力を取り戻した打線は、5回に打者一巡の猛攻を展開。4つの四球を選ぶなど各打者が冷静に球を見極めると、6番･秋山と8番･炭谷がそれぞれ2点適時打を記録するなどし5得点を挙げました。その後も得点を重ねたライオンズ打線の中で、4番･浅村が1本塁打を含む3安打3打点の活躍。勝負強さを発揮して攻撃陣をけん引しました。どこからでもつながる骨太打線の威力を、今後も発揮していきましょう。

明日は武隈が今季初先発のマウンドへ。自身にとって大きなチャンスをつかむべく、チームに主導権をもたらすような投球を見せましょう!

-ホームランを含む3安打猛打賞、3打点の活躍、浅村選手です! ナイスバッティングでした!

(浅村)ありがとうございます!

-まずは3回の2ランホームラン。打った手応えはいかがでしたか?

(浅村)手応えは良かったですね。打った瞬間いったと思いました。

-そして6回には、9点目となるタイムリーヒット。あの場面はどんなことを考えて打席に入ったのでしょうか。

(浅村)点を取られた後だったので、1点でも多く返そうと思って入りました。

-今日はチームの打点王として、4番の浅村選手の活躍が光りました。

(浅村)そうですかね。最近負け越しているので、まだまだ勝っていきたいなと思っています。

-チームとしては、今日勝って貯金1となりましたね。

(浅村)シーズンも長いですし、まだまだ戦っていきたいなと思います。

-それでは最後に、明日の試合に向けてファンの皆さんに一言お願いします。

(浅村)今日は非常にいい勝ち方ができたので、また明日につなげていきたいです。

野上はゲームは作ったけれど反省しなければいけない。
本当に野手の信頼を得るにはあの場面、下位打線にホームランを打たれてはいけない。

打線は良いところでヒットも出たしフォアボールも選んだ。久しぶりにつながった。