

vsオリックス 第8回戦
「Saitama」ユニフォームを着用して臨むバファローズとのカード第2戦。序盤に1点を先制されて反撃に出たい打線でしたが、相手先発・井川をはじめとする投手陣をなかなか攻略できません。その後終盤にも1点を追加され0対2で完封負けを喫しました。
プロ入り後西武ドームでは8勝負け無しの先発・十亀。2回表に1点を先制され、3回表には2死満塁のピンチを迎えます。続くバルディリスに対してフルカウントとなりますが、制球を乱すことなく打ち取り追撃を許しません。杉本投手コーチの「ランナーを出しながらでも粘り強く投げてほしい」という期待に何とか応えようとします。
試合前半を1失点でまとめた十亀は、6回表の1死1,2塁では先制適時打を許している辻を併殺に打ち取り、ピンチ脱出。続く7回表には2死1,2塁から糸井に適時二塁打を許し0対2とされましたが、続く8回表も続投するとテンポよく3人で片付け、最後まで逆転への望みをつなぎました。
今日の十亀は8回を投げて114球、被安打9、奪三振6、与四球2、失点2という内容で敗戦投手に。自身の西武ドームでの連勝は止まりましたが、打線の援護がなかなかない中でも力投を続けて試合を作りました。
その十亀の後を受けて9回表にマウンドへ上がった岡本洋は、2者連続三振を奪うなどして無失点に抑えました。6月3日以来と久しぶりの登板でしたが、サヨナラ勝ちへの望みをつなぐ大事な場面で結果を出しています。
明日はカード勝ち越しを決め、レジェンドブルーに染まるスタンドのファンと勝利の喜びに沸きましょう!
渡辺監督コメント
(十亀について)粘ったけれど、こういう展開の中で追い込んでからちょっと詰めの甘いところが出た。タイムリーの場面もそうだし、先頭の二塁打もそうだし。もったいなかった。
(相手の井川について)良かったと思うし、思ってたよりここっていう場面でパワーピッチングをしていた。良い時の井川のスタイル。ただ、打てないピッチャーじゃないと思うし、今回は今チームの打つ方の状態の悪さがそのまま出たかなと思う。