試合情報

強力なジャイアンツ打線が襲いかかるも、ライオンズ打線も負けることなく攻撃を仕掛けて序盤はシーソーゲームを演じます。しかし、中盤以降も攻めてくる相手に食い下がることができず、3対7で敗戦。連勝は5で止まりました。

チームの勝ち頭･菊池が初対戦となるジャイアンツに挑むも力んでしまい、今季最短となる4回でマウンドを降りる結果になりました。それでも、先発の柱へと成長しつつある菊池を援護すべく、序盤に秋山と片岡の1,2番コンビが機動力を生かす攻撃を展開しました。

1対2と勝ち越された直後に迎えた3回裏。相手先発･杉内に対し死球で出塁した秋山が今季7つ目となる盗塁を決めると、2番･片岡の左前安打で3塁ベースを蹴り本塁へ。返球をものともせず同点のホームへ滑り込みました。返球間に2塁へ進んだ片岡はその後3塁へ進むと、相手バッテリーのミスを突いて本塁へ生還し勝ち越し。足でかき回して一時逆転に成功しています。

この日の秋山は2安打3出塁、片岡も2安打をマークしました。今後も巧みな打撃と足を生かして好機を演出してくれるでしょう。

多くの投手がジャイアンツ打線に苦しんだ中、8回を任された小石が3者凡退、9回に投げた岩尾は走者を出すも無失点に抑えました。最後まで逆転の望みをつなぐべく、力投を演じています。

あさっては倉敷に舞台を移してタイガースとの勝負を迎えます。リーグ首位、さらには交流戦首位への足がかりとするべく勝利を挙げましょう。

(菊池について)球の切れもなかったし今日は修正ができなかった。中5日だったのは関係ない。
彼がこれから向こう10年しっかりローテの柱の投手になっていくためには中4日もあり得るわけだし、そこでも投げられるようにその間の調整をどんどん勉強していってほしい。

去年も一度中5日はあったんだけど、これから相手のエースとの直接対決などを経験していく上で、中5日でどうのこうのと言っているようじゃエースとして育って行かないと思う。向こう10年、ローテの中心として回っていくピッチャーになるためにはそういったタフさや経験をしていかないとだめだと思う。

(相手先発の杉内について)向こうも良くもなかったので序盤は良い形で攻められた。
2番手以降がしっかりゲームの立て直しができればもっと面白い試合になったと思う。今日は2番手以降だね。そこが追加点を取られてしまうとこういうゲームになる。なんとか踏ん張ってほしかった。

(2番手の岡本洋について)洋介はボールも良かった。でもやっぱり結果だから。