

vs広島 第1回戦
西武ドームにカープを迎えたカード初戦は、不運に見舞われました。初回、先発・牧田の足に打球が直撃し、2回を迎える前にまさかの降板。急きょマウンドを任された2番手・岡本洋は4イニングを投げて無失点と好投したものの、終盤に先制されると打線が得点を奪えず0対1で敗戦。9回には1死1,3塁と一打サヨナラの好機を作り最後まで執念を見せましたが、あと一歩及びませんでした。
試合には敗れたものの、緊急登板となった岡本洋の好投はチームにとって明るい材料となりました。
岡本洋の緊急登板となった2回表は、力みもあったのか安打と四球で無死1,2塁のピンチを迎えます。しかし、続く堂林を打ち取ると、石原は併殺に仕留めピンチを脱出します。
これで落ち着いたのか、岡本洋はうまく球を散らして的を絞らせません。2回から5回までの自己最長となる4イニングで毎回走者を背負いましたが、要した球数はわずか40球。打たせて取る投球で相手に得点を許さず、不利な状況にあったチームを立ち直らせました。
打線の援護がない中でも、粘りの投球で相手に譲らず健闘が光った岡本洋。1軍定着に向け、最高のアピールを見せています。
また、ここまで守備で持ち味を発揮し続けている9番・永江が、3回裏に自身4月27日以来となる久々の安打を記録しました。打撃にも磨きをかけ、骨太打線の一翼を担っていきたいところです。
明日も西武ドームでカープとの勝負。先発・野上の絶妙な制球で、カープ打線を封じていきましょう。
渡辺監督コメント
(牧田について)行けないと思ったので交代させた。
(投手陣について)良くしのいではくれたけど、四球からの失点で流れをつくれなかった。そこが今のうちの課題。
(打撲と診断された牧田について)抹消はしない。