

vs福岡ソフトバンク 第5回戦
一球のプレーが試合を大きく左右する試合となりました。中盤に坂田が逆転本塁打を放ち流れがライオンズに傾きましたが、6回に守りのミスが大きく響いてリードを奪われると再逆転はならず5対7で敗戦。今カード負け越しが決まり、連続カード勝ち越しは6で止まりました。
継投と守りのミスが敗戦につながりました。しかし、打線では7番・坂田が奮闘。3回まで毎回得点を許す厳しい展開で、坂田の一振りがチームに光をもたらしました。
1対3で迎えた4回表。相手先発・帆足に対しヘルマンの安打と2つの四球で無死満塁とこれ以上ない好機を作り、坂田が打席へ入ります。帆足は独特の変化を持つ変化球で攻めてきますが、坂田は巧みにこの球をすくい上げます。芸術的なスイングにより高く上がった打球は、右翼ポール際に飛び込む3号満塁本塁打となり、一気に逆転に成功。これには渡辺監督もベンチで笑顔を見せました。「何とか得点を取ろうと集中して打席に入りました」と振り返った坂田。閉塞感を打ち破る大きな一発でした。
坂田は2回にも打点を挙げており、この試合だけで5打点。今日の試合を含めた最近8試合のうち7試合で打点を挙げ、その合計は16となっています。下位打線で勝負強さを発揮し、どこからでも得点を狙える「骨太打線」の核を担う存在へと成長しつつある坂田。今後も活躍に目が離せません。
明日のホークス戦では連敗を止めたいところですが、相手先発は好投手・攝津です。先発・涌井に投げ負けぬ熱投を期待しましょう。
渡辺監督コメント
ピッチャーは先頭打者にフォアボールやヒットをあたえ、出塁する確率が高くなっている。
野上も多少変化球が甘くなったところを仕留められている。
坂田はあの場面で良く打った。
金子は厳しいね。
どうするか考えないといけない。