• FCログイン

閉じる

  • Lions
  • FCログイン
2013.04.19 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
2
0
2
0
2
1
0
1
0
0
0
0
1
0
0
R
H
7
13
2
6

vs北海道日本ハム 第4回戦

大宮での熱戦を制した勢いに乗って臨む、札幌3連戦の初戦。1点差で迎えた4回にヘルマンの2点適時打で逆転すると、中盤以降も効果的に追加点。先発した岸も3回以降崩れることなく力投し、うれしい今季初白星をつかみました。

岸は今季なかなか自身の白星に結びつかず、前回登板の試合後に渡辺監督も「勝敗を分ける部分で彼の勝負弱さが出た。それを克服しないとこれからも勝てない」と、期待の裏返しとも言える厳しい言葉を並べていました。しかしこの日は先制こそ許したものの、援護を得てからは逆転を許さず、主戦級投手としての矜持を見せ付けました。渡辺監督も「今日の岸は今までの岸と違う感じがあった。自分で勝ちを取りにいってる感じ」とたたえています。

初回から3塁に走者を置いた岸は、小谷野、中田と長打のある打者をそれぞれ抑えて無失点の立ち上がり。2回裏に先頭・アブレイユに右翼ポール際へ運ばれる4号ソロを浴びますが、以降は踏ん張りを見せます。

杉本投手コーチも「ボール自体は良いが、コントロールが今ひとつ定まっていない」と語ったように制球が定まらず、5回裏にも1死2,3塁のピンチを迎えます。しかし陽を内野ゴロに仕留めると、大引にはフルカウントまで粘られるもチェンジアップで巧みにタイミングを外して空振り三振。上位打線を退けます。

7回裏に1死2塁から代打・二岡に適時二塁打を浴びて2点差とされましたが、ここでも陽を外野フライ、大引を空振り三振に仕留めた岸。7回まで投げきり105球、被安打4、奪三振8、与四球2、失点2と好結果を残しました。ここから白星を重ねてチームに貢献する姿を見せていきたいところです。

ファイターズ先発・中村と相対した打線は4回表、秋山のチーム初安打、スピリーの安打でチャンスを作ると、ヘルマンの一打で逆転に成功。6回表にはスピリーの犠飛、浅村の適時打で貴重な追加点を奪い、8回にも浅村のダメ押し点となる2点適時二塁打で岸を援護しました。

ヘルマンは4月10日に今季初打点を挙げてから今日の試合を含めた最近9試合で9打点。スピリーもまだ打率こそ上がってきていないものの、今日の試合を含めた最近5試合で4打点。浅村もシーズン通算14打点目と、4番以降の中軸がしっかりと役割を果たしています。

明日は、前回仙台での登板で自身初完封勝利を収めた菊池がマウンドへ。勢い衰えることなく、北の大地でも試合を文字通り支配するような投球を見せましょう!

今日のヒーローは今シーズン、初勝利の岸投手です!

-ナイスピッチングでした!

(岸)ありがとうございます。

-率直に今の気持ちを聞かせて下さい。

(岸)ホッとしています。

-開幕から3試合、なかなか勝ち星がつかなくていろんな思いがあったと思いますが、いかがでしょうか?

(岸)自分のミスで点が取られて負けていたので、今日は何としても粘って粘って最少失点で終われば良いなと思っていました。

-今日は7回を投げて2失点という内容でした。どんなところが良かったですか?

(岸)今日は真っすぐで押せていけたのが良かったと思います。

-7回のピンチの場面もしっかりと粘りのピッチングができたのではないでしょうか?

(岸)改めて一勝する難しさというのを感じました。

-これでカードの初戦を取りました。岸投手にとってもチームにとっても大きな一勝になったのではないでしょうか?

(岸)そうですね。また明日雄星(菊池)が勝ってくれると思います。

-全国のライオンズファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(岸)すいません、やっと勝てました。というか勝たせてもらいました。またこれからも応援よろしくお願いします!

渡辺監督コメント

岸の初勝利は良かった。ナイスピッチングだった。
5回のフィールディングが、次の1点をやらないという勝ちに対しての執念が見えた。
今日の岸は今までの岸と違う感じがあった。自分で勝ちを取りにいってる感じ。
打線は2アウトからでも点が取れて、今のチーム状態の象徴かな。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート