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2013.04.02 TUE
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vs福岡ソフトバンク 第1回戦

早いテンポで進んだ今日の試合では、今季のスローガンである骨太な攻撃を垣間見せました。5回裏に好機から4連打で一挙4得点。投げては先発・牧田が9回途中まで投げて4対1で勝利しました。

WBCでは守護神として、サブマリンの力を世に知らしめた牧田が先発マウンドへ。国際大会で修羅場を経験し、さらなる成長を見せました。

炭谷とのWBC代表バッテリーで試合に臨んだ牧田。序盤こそはピンチを作る場面が見られましたが、ここは大舞台を切り抜けた強心臓ぶりが働きます。初回、3回表と3塁に走者を置きながらも後続を抑えて無失点。先制を許しません。

4対0と先制してもらった後の6回表は内川に一発こそ浴びるも、ここから崩れなかった牧田。その後は再び快投を続け、9回のマウンドへ。あと1人というところで完投を逃すも、8回2/3を118球、被安打5、奪三振7、与四球3、失点1という好内容で早速今季初勝利を手にしました。

攻撃では、これぞ骨太と呼ぶにふさわしい連打で一気に勝利を引き寄せました。その場面を振り返りましょう。

0対0で迎えた5回裏。2死1,2塁からここまで苦しんでいた相手先発・大隣に対し、9番・永江が低めの球に食らいつきます。すると、猛ダッシュした永江が執念で内野安打を勝ち取り2死満塁に。

ここから骨太打線が攻撃を開始します。1番・片岡は得意の右打ちで2点適時打とし、これで開幕から4試合続けての先制に成功。「良い集中力で打席に立つことができた」という片岡は、1塁ベース上で派手なアクションを見せてベンチを盛り上げます。

攻撃はまだ止まりません。この後2番・秋山、3番・栗山も連続で中前適時打を放ち、4対0。相手バッテリーが浮き足だったところを見逃さずにコツコツとつないで加点した骨太打線。雨が降り肌寒い西武ドームのスタンドを、一気にヒートアップさせる攻勢ぶりでした。

明日も西武ドームでホークスとの勝負。昨季大きな飛躍を見せた先発・野上が、さらなる成長を今季初登板で見せてくれるでしょう!

今日のヒーローは、秋山選手と牧田投手です!

-まずは秋山選手に来ていただきました!

-今日も打点を挙げました。片岡選手の先制タイムリーの後のあのタイムリー。振り返っていただけますか?

(秋山)本来ここに立つべきなのは片岡さんだと思うんですが、今すごく恐縮している自分がいます(笑)

-あの場面、初球からいきましたね?

(秋山)その前に永江がヒットを打ったら、栗山さんから「絶対回ってくるから」と言われて、それで勢いをもらって思い切っていこうと思いました。

-永江選手、片岡選手、そして秋山選手とつなぎました。こうやって今シーズン、つなぎの打線を見せていますね。

(秋山)そうですね。みんながそういう気持ちでやっているので、今一つになっていると思います。

-チームもこれで3連勝ですね。

(秋山)まだ始まったばかりなのでまだ何とも言えないんですけど、勝って前に進む。それだけしかないと思うので頑張っていきます!

-明日4連勝に向けてライオンズファンにメッセージを下さい!

(秋山)これからも皆でつないで、粘って勝っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!


-続きまして、今シーズン初登板初勝利、牧田投手です!

-まず今日のピッチングを振り返っていただけますか?

(牧田)そうですね。もう球数少なく、打ち取っていくということだけを考えていたので、結果的に良かったと思います。

-WBCでは抑えを務め、今日の登板までコンディションの問題、ボールの問題、いろいろ苦労もあったと思いますが?

(牧田)大変でした。

-それでも初登板、素晴らしいピッチングを見せてくれましたね。

(牧田)できすぎですね(笑)

-できればあと1/3イニング、というところでしょうか?

(牧田)ちょっと情けないですね。

-8回、9回の終盤のボールの切れはどうだったでしょうか?

(牧田)弱かったです。ばててましたね。

-次はバシッと完封完投してくれると思います!

-最後にライオンズファンへ次に向けてメッセージを下さい!

(牧田)まだ開幕したばかりですけど、「今年のライオンズは違うぞ!」というところを見せたいと思いますので、よろしくお願いします!

渡辺監督コメント

(先発全員安打で3連勝)しっかりみんなやるべきことをやって、WBC帰りの牧田もしっかりゲームを作ってくれた。9回は球数が微妙だったけれど本人がいくというのでいかせた。ちょっとバテた感じはしましたが、次からは大丈夫でしょう。ランナーを出してからも落ち着いていたし、去年より投球の幅があるかなという感じで見ていました。真っすぐ、シュート気味の球、チェンジアップ、カーブも腕を振って精度が良くなったと思います。

(勝利している3戦はすべて先発に白星)それだけゲームが作れているということだと思います。打つ方も早めに点を取ってくれているところもあります。

(5回裏の猛攻について)はじめ浅村は送りバントのサインでしたが、ヒットエンドランに切り替えました。恭平(永江)の打席はすごく大きかったなと思います。あそこでしっかり上位につないでくれたことで、打つべき先輩たちが打ってくれた。

(片岡のタイムリーについて)チャンスでしぶとく良いところが出ていると思います。

(明日のゲームに向けて)これから2試合は初めて投げるピッチャーなので、今日のような試合が作れればいいなと思います。

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