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2013.03.23 SAT
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vs横浜DeNA オープン戦第2回戦

昨日から始まったベイスターズとの3連戦。今日からは西武ドームに場所を移し、最後の調整に入ります。

今日の試合は、先発の菊池がオープン戦好調のベイスターズ打線を途中までほぼ完璧に封じる内容。中盤に課題も見られた一方、試合前半に見せた輝きは彼本来の実力であることを期待させました。

菊池は前回3月16日の登板で、6回を投げ被安打3、奪三振4、失点1ながら与四死球4。立ち上がりにやや不安を残していましたが、この日は初球から146キロの速球を投げ込む一方、110キロ台のカーブなど緩急を付けた投球で相手打線を3者凡退に封じます。

2回は4番・ブランコに強烈な弾丸ライナーを左翼席に運ばれるも、すぐに気持ちを切り換えて後続を3人で料理。3回と4回も3者凡退に仕留めます。

5回表、得点圏に走者を背負ってこの日初めてのセットポジションとなると、ここから同点打、勝ち越し打を喫し、さらにバッテリーミスも絡んで3失点。自身も降板後に「反省」という言葉を口にするなど悔しさの残る内容だった一方、着実に成長している部分があることも示しました。勝負の時である今年、慢心することなく精進し、年間通じてチームの勝利に貢献したいところです。

打線では、4番に入ったオーティズが初回に先制の2点適時打を放つと、4回裏にも鋭い当たりを中前へ運び複数安打を記録。オープン戦では本塁打1本にとどまっていますが、打率は3割を超えており、仕上がりの良さを見せています。シーズンに入っても勝負強い一打を量産し、主砲・中村の1軍合流まで打線の中核を支え続けてもらいましょう。

また7回裏には代打で主将・栗山が登場。2死3塁という場面、相手の2番手左腕・神内の投じた初球を鋭く中前へはじき返す適時打を記録しました。たった一振りで結果を残す集中力は、さすがの一言です。

いよいよオープン戦も残り1試合。待ち遠しい開幕を気持ちよく迎えるためにも、明日は白星で締めたいところです!

渡辺監督コメント

菊池は60球前後からボールに力がなくなり始めていた。体力やスタミナがなければ、あの若さで先発ローテーションに入っても1年は持たないだろう。

あの状態だと「4月は持つのかな」と思ってしまう。ピンチの場面でも、例えばピッチャーに対して簡単にバントさせないようなボールを投げないと。それくらいの強い気持ちが見えてこなかった。あの場面は「バントさせない」と強い気持ちを見せてほしい。

リリーフ陣は負けている状況とはいえ、無失点で抑えたことは評価できる。ただ、僕らが求めているのは、昨日のようにリードしている時にしっかり抑えられるかどうかだから。これが勝ちゲームだったらどうかとなると分からないけどね。

タイムリーを打った栗山は出場には問題ないけど、開幕戦に合わせて今日は代打での出場となった。明日の出場についてはまだ分からないよ。

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