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2013.03.16 SAT
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vs巨人 オープン戦第1回戦

昨季の日本一チーム・ジャイアンツを迎えたオープン戦は、中盤以降に作った好機を生かしきれず、0対2の完封負け。しかし、開幕に向け、先発・菊池がマウンド上で躍動しました。

3月9日のドラゴンズ戦で6回1失点と好投した菊池。1回表は制球が乱れて四球や暴投で1点を失いますが、2回表以降は140キロ台後半の力のある直球を軸に、ジャイアンツ打線を打ち取っていきます。

3回表は1死から二塁打を放たれますが、松本哲は直球で三ゴロに、高橋由はスライダーでバットを折って二ゴロに片付けます。5回表も、1死1,3塁とピンチを背負いますが、代打・大田を高めの直球で空振り三振に仕留めると、続く高橋由の打席では、飛び出した1塁走者を冷静なけん制で一二塁間で挟み、追加点を許しません。

6回を投げきって107球、被安打3、奪三振4、与四球4、失点1の内容で終えた菊池。今季は開幕から先発ローテーションの一角として、フル回転が期待されます。シーズン途中には、チームの「顔」と言える存在になってもらいましょう。

また、昨日に引き続き2番手として坂元がマウンドに上がりました。大きく曲がる変化球を武器に、今日も1回を無失点に抑えた坂元。昨季は1軍登板を果たすことはできませんでしたが、今季は地元・埼玉が生んだ星がブルペンの層を厚くすることでしょう。

4回裏まで相手先発・ホールトンに対して走者を出せずにいたライオンズ打線ですが、重たい空気を打破したのは4番に入ったオーティズでした。甘く入った直球を左翼線にはじき飛ばす二塁打を放ち、好機を作ります。主砲・中村が戦線を離脱している中、試合の流れを変えることができる貴重な長距離ヒッターとして、オーティズのバットには昨年以上に期待が高まります。

また、ルーキー・金子が6回表から途中出場し、右翼手の守備位置に就きました。8回表には、1死2塁から一二塁間を抜ける安打に対し、前方にチャージして素早く返球。続くボウカーの大飛球にも、無駄のない動きで後退して捕球し、外野守備もこなせるところをアピールしました。好調な打撃で定位置争いの目玉となっている金子の動向に、今後も目が離せません。

明日、日曜日はタイガースとの一戦です。本拠地4連戦を良い形で締めくくりましょう!

渡辺監督コメント

(菊池について)全体的には良いと思うけど、初回の様な形の失点というのは結果的に後々まで響いてくると思うし、余分な1点だったと思う。
ゲームの入り方の点でしっかりコントロールができるようになってくれれば多分勝てるピッチャーになる。
今日みたいなケースで暴投、そして力んでしまった後のフォアボールは心の動揺からくるムラっ気だと思うので、そういうところをコントロールできるようになれば勝てるようになるはず。

ちょっと高く抜けた球を打たれたのもあるけれど、いろんなボールを使いながらピッチングの組み立てを覚えていってほしい。

ボールはキャンプからずっと良い。今年1年ローテーションに入っていくピッチャーになるためには、そういう部分のケアを自分自身でしていかないと今日みたいなゲームになってしまう。

(金子がライトで出たが)いろんな選択肢の中でいろんなバリエーションがあっても良いと思う。
試合に出ていくためには複数のポジションが守れると本人のためになる。

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