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2012.10.07 SUN
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vsオリックス 第24回戦

京セラドームに舞台を移して行われる、レギュラーシーズン最終戦。5回裏に5点を許すなどリードを広げられると、打線は相手先発・前田の緩急に翻弄され反撃できず、0対7で完封負け。今季限りでの引退を表明しているバファローズ・北川に花を持たせる結果となりました。

今日は主力の選手たちが本領を発揮できませんでしたが、7月31日以来の先発出場となった9番・鬼崎、そしてプロ初スタメンとなった8番・中田が活躍します。

鬼崎は6回表に相手先発・前田の直球を捉え、中前安打に。これがうれしい移籍後初安打となり、チームにとっても4イニングぶりの出塁をもたらします。また、続く打席となった8回表にはプロ入り後初となる三塁打を記録。2010年以来となる複数安打を記録し、犠打や守備で貢献してきた職人が、打撃でもアピールしました。

昨日、代走でプロ初出場を果たした中田は、今日は初のスタメンマスク。安打こそ出なかったものの、6回裏に相手の盗塁を刺して強肩ぶりを披露しました。今日の出場は、中田にとって大きな経験となるでしょう。


2012年レギュラーシーズンは、72勝63敗9分の2位で終了。あと一歩でリーグ優勝を逃す悔しい結果となりましたが、今日の試合後に渡辺監督が「選手はよく戦ってくれたと思う。あの位置からよくここまで上がってくれた」と評価したように、シーズン序盤最下位に沈んでいたチームが一時は首位に上り詰めて底力を見せました。その原動力となった選手たちの活躍を振り返りましょう。

まず打者では、中村が27本の本塁打を記録し、自身2年連続4度目となるリーグ本塁打王の称号をほぼ手中に収めています。特に調子の良かった交流戦では、この時期だけで12本の本塁打を量産。交流戦後のチームに勢いをもたらす火付け役となりました。

中村とともに中軸を張った中島とヘルマンも活躍。中島は現時点でリーグ2位となる打率.311とし、チームで唯一の3割台に。今季から加入したヘルマンは、チーム唯一となる全試合出場。リーグ2位の盗塁数41を記録して持ち味を存分に発揮しています。

また、今季頭角を現した秋山は攻守で活躍。プロ入り初となる規定打席に乗り、現時点でリーグ6位の.293をマークしました。守備でも広い守備範囲と持ち味である強肩で相手走者の生還を何度も阻止し、ファンを大いに魅了しました。

投手では、涌井が今季途中から抑えに転向。5月13日にプロ入り後初めてのセーブを記録すると、ここから大車輪の活躍。抑えに転向後は9月8日に敗戦投手となるまで負けが付かないという力投を続け、試合を締めてきました。新境地で堂々たるリーグ2位の30セーブを記録しています。

去年の抑えから先発に再転向となった牧田はチーム単独トップとなる13勝を挙げ、チームを引っ張る活躍。また、今季途中から先発陣の一角を担った野上が、自身最多となる8勝を記録しました。救援陣では、長田、そして今季から加入したウィリアムスの好投も見逃せません。

昨日のレギュラーシーズンホーム最終戦でのあいさつで、渡辺監督は「必ず日本シリーズに駒を進めたいと思っております」と強い決意を語りました。クライマックスシリーズファーストステージは西武ドームで行われます。所沢から日本一への戦いは10月13日からスタート。全てを出しきるべく、万全の態勢で次なる戦いへ! そして西武ドームでの大声援を受けていつも以上の力を発揮し、大一番を制しましょう!

渡辺監督コメント

投手はクライマックスシリーズに向けて早めに交代させた。
菊池は真っすぐが垂れていたし、気持ちが乗っていなかった。
クライマックスシリーズファーストステージの第1戦、第2戦の先発は決まっているけど、第3戦目はまだ。
今日の感じだと菊池は厳しいかな。
牧田は初めて組む捕手だったこともあり、失点はしょうがないところもある。評価は変わらない。

中島は2打席目もヒットが出なかった。首位打者が取れないことが決まったので交代させた。

レギュラーシーズンが終了したけど、選手はよく戦ってくれたと思う。
あの位置からよくここまで上がってくれた。
クライマックスシリーズまでの期間は短いけれど、ここから気持ちと体を持っていけるようにしたい。

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