2012/09/30(日)第23回戦

埼玉西武 vs オリックス

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  オリックス・バファローズ 0 1 0 1 0 0 0 1 0 3 9 0
  埼玉西武ライオンズ 1 0 2 0 1 0 0 0 X 4 9 3

14:00試合開始|西武ドーム
第23回戦 14勝6敗3分|晴れ 28℃|観客数:28,709人

vsオリックス 第23回戦

10連戦を折り返し、西武ドームで迎えるバファローズ戦。逆転優勝のためにはもう負けられません。同点で迎えた3回裏に秋山の2点適時二塁打で勝ち越すと、その後は相手の追撃を何とかかわしてリードを守り抜き、4対3で勝利。後が無い状況でしっかり踏ん張りました。雨風が強くなるという天気予報の中、スタンドを埋め尽くしたファンに勝利を届けています。

前回9月26日の登板は3回でマウンドを降り、今日の中3日での先発登板となった牧田。一年間先発ローテーションを守り抜いている2年目の右腕は疲労も蓄積しているはずですが、もう負けられない一戦で気迫十分の力投を演じました。

杉本投手コーチが「ボールは切れているしいいね」と話した通り、立ち上がりから緩急と制球が良い牧田。毎回のように走者を出しながらの投球となりますが、ピンチの場面でも落ち着いて低めに球を集め、試合の前半を2失点でまとめます。

試合の後半では、7回表をわずか7球で打ち取り、この試合初めての3者凡退に抑えた牧田でしたが、8回表は4対3と1点差に迫られ、なおも2死2塁のピンチ。しかし、ここは同郷の同級生・川端を打ち取って同点は許しませんでした。

今日の牧田は8回を投げて103球、被安打8、奪三振3、与四球1、失点3という内容。粘りの投球でリーグ単独3位となる今季13勝目をマークし、疲れの見える投手陣を引っ張っています。

1対1と同点にされた直後の3回裏。1番・浅村の二塁打などで無死2,3塁と好機を作ると、打席には初回にも安打を放ち先制のホームを踏んだ2番・秋山。低めの緩い変化球をすくい上げるように引っ張り、痛烈な飛球が右翼を襲う2点適時二塁打に。「思い切っていこうと思っていました」と振り返った打球は自身にとって会心の当たりだったのか、秋山は2塁ベース上でガッツポーズを見せて喜びをあらわにします。秋山は7回裏にも足で稼ぐ内野安打を放ち、9月8日以来となる猛打賞を記録しました。

また、秋山は守備でも牧田を援護します。オーティズの8号ソロ本塁打でリードを広げた直後、4対2で迎えた6回表。2死2塁で右中間で弾もうかという打球をダイビングキャッチ。粘りの投球を続けていた牧田をダイナミックなプレーでもり立てました。

5番・オーティズは1点差で迎えた5回裏、相手2番手・小松の初球を捉えて左中間席へ運ぶ8号ソロ本塁打を放ちました。自身今月5本目となる一発に「牧田のピッチングが少しでも楽になればいいね」と振り返り、粘投の続いていた牧田を気遣い、チームプレーの精神を言葉で表していました。

9月最後の試合を勝利で締め、今月は13勝13敗。貯金を減らすことなく、レギュラーシーズンのラストスパートとなる10月に良い形で入れます。一歩も後へ引けない戦いがこれからも続きますが、一戦一戦で全てを出しきるつもりで戦いましょう!

今日のヒーローは、秋山選手です!

-打っては3安打、左方向へのヒットから始まって長打あり、そして内野安打ありとバラエティに富んだ3本でしたね?

(秋山)札幌で悔しい負け方をしたので、ここでもう一度踏ん張りたいなとみんな思っていました。3本についてはできすぎかな、と思います。

-タイムリー2ベースヒットは、本当に思い切りよく振り抜きました。

(秋山)前の浅村と、僕たち2人が打ったらチームはもっと盛り上がると思うし、何とかしようという話はしていました。そこで前のアサ(浅村)が打ってくれたので、打てて良かったです。

-今日は3安打だけでなく、6回に守備でもファインプレーがありました。

(秋山)牧田さんがあれだけ苦しい中で投げてくれていたので、あそこはもう捕るしかないと思って思い切りいきました。

-ゲーム前、札幌の嫌な流れを変えたいんだと話しておられましたが、流れが変わりましたね?

(秋山)もう負けてしまったものはしょうがないので、チーム全員が前を向いて勝っていくしかないと思っています。

-秋山選手の言葉通り、とにかく逆転優勝へ向けて勝つしかありません。今日は台風接近の中、これだけのライオンズファンが集まってくれました。

(秋山)本当にありがたいことですし、まだまだファンの人も一緒に戦ってくれているという思いが、こういう試合になったと思います。勝てて本当に良かったです。

-残り6試合。力強いメッセージをください!

(秋山)全て勝つつもりで、初回からバンバン飛ばしていきたいと思います。また明日からもゲームがありますが、ぜひ西武ドームに来てください!

渡辺監督コメント

今日は久しぶりに先行して自分たちの流れを作り、最終的にはそのまま逃げ切れたという試合ができたので良かった。

(牧田は)ナイスピッチングだったと思う。点を先に取ってもらって小刻みにちょっと点は取られたが、やっぱり逆転されることなく、そのまま涌井につなぐことができたというのは良かったと思う。

ここのところタフなゲームの中で、先にやられてどうしても主導権を握ることができない試合が続いていた。今日みたいなゲームができれば、当然勝つ確率は上がってくると思うし、後はもうディフェンス面で細かなミスをしないことが大切かなと思う。

連戦中なのでこの時期にきて選手にけが人も出たりして大変だと思うが、もう最後なのでとにかく全力を出しきりたいと思います。