2012/09/22(土)第21回戦

埼玉西武 vs 北海道日本ハム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  北海道日本ハムファイターズ 3 1 0 0 0 0 0 0 0 4 9 1
  埼玉西武ライオンズ 0 1 1 0 0 0 1 2 X 5 10 0

14:00試合開始|西武ドーム
第21回戦 12勝7敗2分|曇り 20℃|観客数:33,913人

vs北海道日本ハム 第21回戦

昨日の劇的な勝利で首位の座を射程圏内に捉え、今日も勝ってその差を縮めたいところ。しかし、先発・石井が立ち上がりから3点を失い、まさかの初回途中降板。それでも、投手陣・野手陣がそれぞれが粘りを見せて徐々に点差を縮めると、3対4で迎えた8回裏に2点を奪い、昨日に続く逆転劇を演じて5対4で勝利しました。これで首位・ファイターズに0.5ゲーム差としています。

序盤から主導権を握られましたが、リーグ制覇を目指す選手たちに諦める姿はありませんでした。勝利への強いこだわりを見せて粘りの攻撃を見せた選手たちに注目しましょう。

序盤から0対4と大きくリードされますが、2回裏に8番・炭谷の適時打で反撃ののろしを上げると、3回裏には昨日のヒーロー・中島が適時打を放ち点差を縮めます。

中盤は得点を奪えませんでしたが、7回裏に1番・浅村が適時打を放ち、これで1点差。「まだ、回は残っているので勝ちにいきます!」と振り返った浅村の言葉通り、この直後に打線が驚異の粘りを見せます。

3対4で迎えた8回裏。相手4番手・増井から無死1,2塁とすると、打席には5番・オーティズに代わり鬼崎が代打で登場します。カウント0-2と追い込まれますが、ここからキッチリ犠打を決めて好機を拡大。1死2,3塁として、好機に強い6番・ヘルマンが打席へ入ると、外角への直球を捉えて同点となる右前適時打になります。

続く1死1,3塁の好機では代打・カーターがコールされると、スタンドが今日一番の熱気に包まれます。すると、カーターの放った鋭い打球が相手遊撃手のグラブをはじき、拾い上げて1塁へ送球される間に3塁走者が勝ち越しの生還。全員の執念がつかんだ、見事な逆転劇でした。

逆転劇を生んだのは打線の力だけではありませんでした。先発・石井の無念の降板を受けた継投陣の踏ん張りを忘れてはなりません。

4回から3番手として登板した岡本篤は、3イニングを投げて47球、被安打2、奪三振4、無四球、無失点の熱投。相手打線の流れを見事に断ち切ると、その後は松永、長田、涌井とつないでそれぞれが無失点。相手の攻撃を封じて打線への流れを呼び込み続けました。

2日続けての見事な逆転劇で、チームのムードは最高潮。明日もファイターズを下せば、ついに首位返り咲きとなります。渡辺監督は「明日も全力で勝ちにいきたい」と強い決意を語りました。ホームの大歓声に後押しされた破竹の勢いで首位の座を奪い返し、リーグ制覇へ大きく前進しましょう!

今日のヒーローは浅村選手と鬼崎選手です!

-浅村さん、昨日に続いて連日のお立ち台です。

(浅村)ちょっと不思議ですね。興奮してます。

-今日も3安打。大事なところでタイムリーが出ましたね?

(浅村)そうですね。この3連戦はほんとうに命かけてやっているので。やりました!

-7回のタイムリーは相手が逃げ切りに入ったところでのタイムリー。執念を感じました。

(浅村)僕も感じました!

-昨日に続いての逆転勝ちになりますが、今日は0対4からの逆転勝ちです!

(浅村)チームとしてもみんな諦めていないので、負けていても負ける気がしないです。

-これで首位・ファイターズには0.5ゲーム差。明日に向けて意気込みを聞かせてください。

(浅村)3連勝しまーす!


-続きましては、素晴らしい送りバントがありました、鬼崎選手です! ライオンズに来てのお立ち台は?

(鬼崎)初めてです!

-この終盤の大事な試合で、良いところでお立ち台に立てましたね!

(鬼崎)まさか自分がここに立てるとは思っていなかったです!

-あの8回の送りバントは、ファンの皆さんもヒーローだと思っていますよ!

(鬼崎)根性バントやりました!

-追い込まれていたのですが、プレッシャーはなかったでしょうか?

(鬼崎)プレッシャーがないわけないです。ですが、根性でバントしました!

-その根性バントが同点タイムリーを生み、逆転にもつながりました。

(鬼崎)つなげば次の方が打ってくれると信じていたので、自分はつなぐ役割を徹底しました。

-昨日、今日と首位・ファイターズに連勝です。チームの雰囲気はいかがですか?

(鬼崎)最高です!

-今日は野手全員出ましたので、野手を代表して明日に向けてのメッセージを下さい。

(鬼崎)明日も全員出て、全員野球で絶対勝って、3連勝します!

渡辺監督コメント

序盤に失点して不利な展開からよくぞ最後は逆転まで持っていったと思います。

何とかみんな終盤に逆転するという気持ちはもっていたと思いますし、中継ぎピッチャーが0点に抑えていたので、流れはうちにくるなという感じがしてました。

(鬼崎選手の犠打について)鬼崎もプレッシャーかかっていたと思うんですけど、やっぱりスリーバント、なかなか決めるのが難しいところでよく決めてくれたと思います。

4点取られたあとの1点は命取りになるので、とにかくつないで0点に抑えておけばチャンスはくると思っていたので、昨日と同じような展開となっていた。でも最後は集中して、チームの力で勝ったと思います。

(石井投手について)初回の3点、その後ランナーためて今日は早めの継投となりましたけど、本人が一番悔しいと思いますし、次の登板でしっかり投げてくれると思います。

試合はまだあるんですけど、とにかくこの流れというのを大事にして、せっかくそういうチャンスをもらったので明日も全力で勝ちにいきたいと思います。