試合情報

今カード勝ち越しを狙うマリーンズ戦。しかし、8月19日以来の先発登板となる山本が序盤で失点を重ねる苦しい展開となります。打線は毎回のように安打を放ちましたが、好機を生かし切れず2対5で敗戦となりました。

序盤からリードを許す厳しい状況。試合を締めるべく、8月25日以来の登板となる2番手･田中が力投しました。

山本が2回で降板し、2対4で迎えた3回裏からマウンドに上がった田中。立ち上がりは制球に苦しみ2人の走者を出すも無失点に抑えると、続く4回裏は女房役･炭谷の盗塁を阻止する好送球に助けられます。

調子を上げた田中は、5回裏のクリーンアップを迎える場面を3者凡退に抑えます。50球を超えて迎えた6回裏は走者を2人置いての降板となるも、プロ入り後自己最長となる3回1/3を投げて被安打1、奪三振3と力投。四球を4つ与えた点は今後の課題ですが、それでも相手に勢いが傾きかけた序盤を乗り切る原動力となりました。

今日は打線がなかなか好機を生かせず。しかしその中でしっかり走者をかえしたのは中村とオーティズでした。

0対4とリードを許して迎えた3回表。相手先発･藤岡に対する炭谷の9月8日以来となる安打が二塁打になるなどし、2死1,2塁とします。ここで打席に立った4番･中村は、初球の難しい低めの球を引っ張り、左前適時打とします。これで今カード3試合続けての打点となりました。

この後、5番･オーティズも高めの直球を振り抜いて中堅フェンスを直撃する適時二塁打を放ち加点。「甘い球がきたら思い切り振り抜くつもりでいたよ」との言葉通り、打てる球をしっかり捉えた当たりとなっています。

また、今日30歳の誕生日となるカーターが8回に代打で出場すると、右前安打を放ちバースデー安打を記録。自身のバットで誕生日に花を添えました。

明日はヤフードームに舞台を移してのホークス戦。9連戦最後のカードとなります。ペナントの今後の見通しについて「どの試合も大事だけど、これからの6試合は大事になってくる」と話した渡辺監督。3位･ホークスとの3連戦の後は、1日空けて首位･ファイターズを西武ドームに迎えての直接対決となります。マリーンズとのカードでは負け越したものの、今日安打を積み重ねた打線を機能させて相手チームを打ち倒しましょう!

序盤バタバタしすぎて、試合が落ち着かなかった。
ミスも多く、余分な進塁を与えたのはもったいない。
ヒットは多いけど、チャンスに一本出ない。

どの試合も大事だけど、これからの6試合は大事になってくる。