

vs千葉ロッテ 第20回戦
3連勝中のチームが勢いに乗って迎えるマリーンズ戦。序盤から打線がつながりリードを奪うも、中盤以降に相手の反撃にあい4対5で逆転負け。連勝は3でストップしました。
昨日は守備で球際の強さを披露しましたが、今日は打撃で持ち味を発揮。プロ初安打を含む2安打1盗塁を記録した石川と秋山、それに昨日に続く一発を放った中村に注目しましょう。
1対0で迎えた2回表。相手先発・マシスに対し先頭打者の8番・石川が流し打ちでうれしいプロ初安打を記録すると、すかさず今季2個目の盗塁を決めます。1死2塁となって1番・浅村の打球は三塁手に処理されるも、1塁への送球と同時に石川がスタートし、3塁を陥れる好走塁。攻・走で魅せて2死3塁と好機を広げました。
この石川の作った好機で打席に入った2番・秋山は、内角への変化球を引っ張って適時二塁打に。「石川が初ヒットを打ってチャンスを作ってくれたので、何とかかえしたかった」と話した秋山。石川の活躍が秋山に刺激を与えています。
石川は6回表にも2番手・中郷に対し、内角低めの難しい変化球をうまくさばく安打を放って2安打をマーク。昨日再三の好守でチームを救った秋山は、今日は打撃で魅せ、今日の試合を含めて9月の月間打率を.319(47打数15安打)としています。チームの主力として着々と力を付けている秋山ですが、石川も負けじと外野の一翼を担うよう活躍を続けていきましょう。
また、中村が2試合連続となる本塁打を含む2安打2打点を挙げ、4番の仕事を十分に果たしました。
相手先発・マシスに対し、初回に2死2塁から先制の左前適時打を放った中村。2対0とした5回表には、2死走者無しから高めの球を完璧に捉えると、一直線に伸びる大飛球が左翼席の最上段に飛び込む24号ソロ本塁打に。中村が本塁打を打った試合は昨日まで9連勝となっていましたが、不敗神話は今日で止まってしまいました。しかし、特大の飛球で完全復活を印象付けています。
明日は山本が8月19日以来となる先発マウンドへ。打線が序盤から援護し、マリーンズを倒して今カード勝ち越しといきましょう。
渡辺監督コメント
つまらないミスで流れが変わる。
7回のミスは大きかった。
あのフライはピッチャーが取るべきだと思うけど、中途半端だったね。
ピッチャーも野手の一人なんだから、自分で取りにいくべきだった。
交代した後の長田にはその話をしたし、ピッチャーとして大事な部分である気持ちの話をして、ハッパをかけました。
ランディ(ウィリアムス)が打たれたのはしょうがない。