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2012.08.21 TUE
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vs福岡ソフトバンク 第16回戦

引き分けを挟んで6連勝中のライオンズが西武ドームに迎え撃つ相手は、5連勝中のホークス。上昇気流に乗るチーム同士のぶつかり合いは、岸と攝津による投手戦となりましたが、終盤に得点を重ねられて0対4。初戦を取ることはできませんでした。

悔しい負け投手にはなりましたが、7回途中まで無安打に抑える快投を続けた岸の投球内容を振り返りましょう。

自身2年ぶりとなる2ケタ10勝目を狙ってマウンドに上がった岸は、捕手・炭谷との呼吸もピッタリ。立ち上がりからホークス打線をねじ伏せていきます。1回表は1死から明石に四球を与えたものの、続く長谷川から三振を奪うと、炭谷も素早く2塁に送球して、明石の盗塁を刺します。2回表はペーニャ、小久保を連続三振に切って取ると、多村はチェンジアップでタイミングを外し、遊ゴロに仕留めます。

3回表も3人で片付けると、4回表は1番・本多から始まる3人の打者をいずれも空振り三振に仕留める圧巻の投球を見せ、援護を待ちます。5回表もペーニャを空振り三振に仕留めて4者連続三振に封じると、2死からは三遊間への深いゴロを遊撃手・永江が素早い送球でさばき、この攻撃も3人で終わらせます。

6回表も2死から細川に大きな飛球を放たれますが、左翼手・栗山が懸命に走って捕球。チーム一丸となって岸をもり立てます。

7回表、2死から長谷川にしぶとい中前安打を放たれ、この試合初の被安打となった岸。ペーニャにも四球を与えて2死1,2塁で小久保を迎えます。今季限りでの引退を表明した男に左前適時打を放たれますが、3塁に向かった1塁走者は捕手・炭谷が刺し、最少失点で切り抜けます。

8回表も3者凡退に抑えた岸は、球数が多くなってきた9回表につかまり3点を失ったものの、8回2/3を133球、被安打6、奪三振9、与四球2の内容には、チームの先発陣を引っ張る存在としての矜持が感じられました。また、奪三振数も今季通算116個とし、田中、今日投げ合った攝津の2人を追い抜いてリーグトップに立っています。

得点を奪えなかったライオンズ打線でしたが、1点を追う8回裏、代打で登場して突破口を開いたオーティズの打撃に注目しましょう。ホークスの2番手・森福の初球を捉えた打球は、ワンバウンドで左中間のフェンスに到達。悠々と2塁に達する二塁打となりました。

選手起用の関係で控えに回ることの多いオーティズですが、一発長打の魅力あふれる打者です。その起用のタイミングが、勝敗を分ける試合も増えることでしょう。

明日はライオンズ・菊池、ホークス・山田の左腕対決です。チーム一丸となって菊池を援護し、連勝を再スタートさせましょう!

渡辺監督コメント

(チャンス時の攻撃に関して)こればっかりはいつも出るわけではないし、途中までは良いゲームだったんだけど・・・。
今日に限ってはやられたなという感じですね。

(岸投手に関して)ずっと良い調子だったけれど、フォアボールが余分だったなと。

(相手投手に関して)調子は普通くらいだと思うんだけどね。

(中島に関して)まぁ様子見てかな。

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