

vs千葉ロッテ 第15回戦
昨日、熱戦の末に引き分けたマリーンズを今日こそ下したい一戦。先制するも、先発・牧田が3回裏に打ち込まれ逆転されます。2点差で迎えた9回表に1点を返し、なおも3塁に走者を置きますが、あと一本が生まれず4対5で敗戦。惜しくも2位浮上はなりませんでした。
打線では移籍後初本塁打の7番・オーティズ、要所で仕事を果たした4番・中島の活躍に注目しましょう。
1対0で迎えた2回表。オーティズが1死走者無しで打席に入ると、相手先発・大谷にカウント0-2と追い込まれます。しかし、ここで甘く入った緩い変化球を見逃さずに振り抜き、低い弾道を描く飛球が左翼席に飛び込む1号ソロに。これが移籍後初本塁打、初打点となるオーティズは「やっとホームランが出ました。初打点も付いてうれしいよ」と喜びを表しました。
オーティズは6回表、9回表にも安打を放ち、移籍後初となる猛打賞を記録。これで勢いに乗り、自慢の長打力を遺憾なく発揮していきましょう。
2対5で迎えた5回表。大谷に対し2死から2番・秋山と3番・ヘルマンの連打で1,2塁とすると、ここで中島は低めの変化球をコンパクトなスイングで打ち返し、中前に運ぶ適時打に。4回表にも二塁打を放っている中島は、この安打で7月27日以来、今月初となる複数安打を記録します。さらに初回にも先制犠飛を放っており、7月29日以来となる2打点を記録。走者をキッチリかえす4番としての仕事を果たしました。
投手陣では、それぞれ2年ぶりの1軍登板となる宮田と田中が好投しました。
6回裏に1死2塁となったところで、2010年4月11日以来となる1軍のマウンドに上がった2番手・宮田。最初の打者を歩かせるも、続く岡田、鈴木を打ち取ってピンチを脱します。
続投となった7回裏はクリーンアップを迎えますが、3者連続三振に抑える圧巻の投球を披露。特に左打者に対しては外角に切れのあるスライダーを集め、相手打線を翻弄しました。
さらに、8回裏には田中も2010年6月12日以来となる1軍のマウンドへ上がり、キッチリ3者凡退に抑えました。
「宮田と田中の二人は収穫」とその活躍を評価した渡辺監督。これからも与えられたチャンスで好投を見せ、ベンチの信頼を得て1軍定着を狙いたいところです。
明日からは西武ドームに戻って迎える首位・ファイターズとの3連戦。ここで首位をたたき、一気に順位を上げましょう!
渡辺監督コメント
最後は1点差まで迫ったけどね。
今日の牧田はコントロールがアバウトすぎた。
ビッグイニングにしてしまうところは、だらしないね。
ローテーションピッチャーとして求めるものは高いからね。
宮田と田中の二人は収穫。
ピッチングを見てみたかったので、2点差だったがマウンドへ送った。
守備で記録に出ないミスが出たね。
秋山は井口の打球を前に突っ込んでもらいたかった。
今日のようなミスを修正していかないといけない。