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2012.07.17 TUE
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vs北海道日本ハム 第13回戦

前半戦のラストゲームは、5回表に同点に追い付いたものの、振り切られて1対3。勝利で飾ることはできませんでした。

7月2日のホークス戦以来の登板となった先発・岸は、粘りながらも試合を作りました。

1回裏に二塁打と犠打で1死3塁とされ、糸井に犠飛を放たれますが、続く中田はカーブで空振り三振に抑えて、最少失点に食い止めます。

2回以降は、緩急をつけた投球を展開。2回裏は陽に安打を放たれますが、捕手・炭谷が正確な送球で盗塁を刺して無失点に抑えます。3回裏はこの試合初めての3者凡退に仕留め、杉本投手コーチも「回を重ねて落ち着いてきて、緩いボールを使う岸本来のピッチングになってきている」と評します。

4回裏は2本の安打で2死1,3塁とされて再び陽を迎えますが、低めのカーブを遊撃手・中島の正面に打たせてピンチを脱し、味方の援護を待ちます。

同点に追い付いてもらった直後の5回裏は、1死から安打を放たれますが、金子誠を空振り三振に打ち取ると同時に、炭谷が盗塁を封殺。0点に抑えます。

6回裏、1死2塁から糸井に勝ち越し適時打を放たれた岸ですが、続く中田を中飛に、稲葉を二ゴロに打ち取って、1点差で食い止めます。

7回裏は、1死1,2塁から代打・西川を直球で詰まらせて、遊飛に仕留めたところでマウンドを後にします。6回2/3を115球、被安打7、奪三振6、与四球2、失点3の内容で終えた岸。後半戦もローテーションの柱として、快投を続けてもらいましょう。

持ち前の強肩で2つの盗塁を刺すなど岸を助けた8番・炭谷は、バットでも貴重な仕事を果たします。1点を追う5回表、4回まで無安打に抑え込まれていた相手先発・武田勝から、2本の安打で2死1,3塁と攻め立てた場面で打席が回った炭谷。外角高めの球を右方向にはじき返した打球は、右翼手の前に弾む適時打となり、1対1と同点に追い付きました。

また、7月8日以来の4番に座った中島は、4打数3安打で3試合連続の猛打賞を獲得。打率もリーグ3位となる.314まで上昇し、リーグトップのファイターズ・田中賢まで4厘差に迫っています。5番・カーターも4打数2安打。7月5日以来となる複数安打をマークする活躍を見せました。

投手陣は再整備を迫られる中、主砲は故障で一時離脱を余儀なくされるという苦境が続いた前半戦。しかし最大で9あった借金を1まで減らし、79試合を戦って37勝38敗4分でのターンです。「まだまだシーズンは長いので、最近の雑な面を軌道修正してオールスター明けにはしっかりやっていく」と、渡辺監督は後半戦に向けた展望を語りました。オールスター期間中にしっかりと整備して、混戦となったパ・リーグの主役に躍り出ましょう!

渡辺監督コメント

最後は面白いところまでいったけど、しょうがないな。
ここのところのゲームでバントミスが多い。
ミスをあれだけしたら流れが移ってしまう。
ああいうところでやることがきちっとしないとこんなゲームになってしまう。

永江はセカンドも経験させるために守らせた。
岸は粘り強く投げたと思う。
ただ、6回、7回の先頭打者を出してはいけなかったかな。

まだまだシーズンは長いので、最近の雑な面を軌道修正してオールスター明けにはしっかりやっていく。

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