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2012.07.04 WED
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vs福岡ソフトバンク 第8回戦

チーム全員が背番号「24」を身に纏い、福岡の地で7対2と快勝。かつての大投手に捧げる白星を挙げました。

相手先発・攝津から先制点を奪ったのは、5番・カーターの一振りでした。1回表、2死1,2塁から外角の球を左中間に運び、来日初の長打となる適時二塁打を放って2人の走者を迎え入れます。「シンカーを投げるピッチャーだと聞いていたので、そのシンカーのボールの下をたたくことを心掛けたよ」と冷静に振り返ったカーター。新戦力が、いよいよ本領発揮です。

また、その後を打つ6番・浅村も、4月28日以来となる複数安打で好機を演出。4回表は右中間に二塁打を放つと、6回表には内角のカーブを引っ張る左前安打で出塁しました。

その浅村を本塁に迎え入れたのは、9番・星秀。2死2塁から、低めのシンカーに対応して打ち返した当たりは、中堅手の前に抜けます。クロスプレーとなりましたが、2塁走者・浅村がブロックを押し込んで生還。これが決勝打となりました。

さらに、2死1,2塁から2番・栗山がこの日2本目の二塁打を放って走者を一掃。5対2として攝津を降板させると、9回表にはダメ押しの1号2点本塁打。いずれも長打での3安打で、主将が4打点を荒稼ぎしました。

先発・野上は故郷・福岡のマウンドで躍動。3回裏までホークス打線をわずか1安打に抑えます。4回裏に3本の長短打で2点を失って同点に追いつかれた野上ですが、腕を振った直球で後続を断ちます。

5回裏は1死1,3塁とされますが、明石の盗塁を捕手・炭谷が正確な送球で刺すと、野上は本多を二ゴロに打ち取って応えます。6回裏も2本の安打を放たれますが、長谷川を外角低めのチェンジアップで空振り三振に仕留めました。

野上は6回を93球、被安打8、奪三振3、無四球、与死球1、失点2。渡辺監督も「粘り強さが出て、苦しいところもなんとか抑えている。これで後ろに負担がかからずに持っていけたね」と評価した好投で、4月29日以来となる自身2勝目を手にしました。

この勢いで明日も勝利を重ねて、本拠地・西武ドームへと凱旋しましょう!

先発して2勝目を挙げました、野上投手です!

-お疲れさまでした。

(野上)ありがとうございました。

-今、大きな声援が飛んでいます。地元・福岡で、そして今日は何と言っても背番号「24」を背負っての投球でした。どんな心境でしたか?

(野上)やっぱり変なピッチングはできないので、気を引き締めて、あとは自分らしく思いっきり投げようと思いました。

-そのプレッシャーがかかる中でも6回2失点、しっかりゲームを作りましたね。

(野上)なんとか作ることができたのでよかったです。

-6回、勝ち越してもらって、中軸を向かえるピッチングでした。あそこはどうでしたか?

(野上)まぁなんとか抑えようと思って、腕を振っただけです。

-最後、長谷川選手を三振に打ち取った時には、小さなガッツポーズも見えました。あの時の心境は?

(野上)なんとか抑えたいと思っていたので、それが三振という結果で良かったので、出ちゃいました。

-この「24」を背負って、勝利を手にしました。いかがですか?

(野上)勝てたので、よかったです。

-野上さんにとって偉大な稲尾投手というのは、どんな存在なんでしょうか?

(野上)手の届かない、ピッチャーが誰でも憧れる存在なので、このユニフォームで勝てたのが僕自身にもチームにとっても良かったので、うれしいです。

-今日はこのたくさんの声援でもわかるように、地元で先発としては初勝利です。いかがですか?

(野上)何回も言うとおり、うれしいです。

-偉大な稲尾投手に向けて、一歩一歩近付いていくために、ファンのみなさんに一言お願いします。

(野上)これからまだまだ成長していきたいので、成長とともにどんどん勝てるように、頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

渡辺監督コメント

野上は前回のロッテ戦といい今日もそうだけど粘り強さが出て、苦しいところもなんとか抑えている。
これで後ろに負担がかからずに持っていけたね。
いいピッチングだったと思う。

打線は相手のフォアボールとかでうまく点が取れた。
理想的な感じだね。
カーターは欲しいところでいい仕事をしてくれた。

今日は稲尾さんの背番号をつけた最後の試合、稲尾さんの地元で勝利ができてよかった。

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