

vsオリックス 第8回戦
立ち上がりは両先発が振るわず、3回まで両チーム合わせて17安打の3対3。しかし、4回以降は打線が沈黙して無安打に終わり、3対5で敗戦。リーグ戦再開後初黒星を喫しました。
今日は打線が序盤に機能。その活躍の中心にいたのは、来日初となる3番に座ったヘルマンでした。打順が変わっても、6月23日のヒーローインタビューで話した「常に100%の力でプレーする」という自身のスタイルを崩しません。
0対1で迎えた1回裏。2番・栗山の二塁打で1死2塁として、ヘルマンが打席に入ります。ここで、相手先発・中山の外角高めに浮いたチェンジアップを捉えて先制適時打に。ヘルマンは「チームの先制打につながって良かったよ」と振り返りました。
この適時打で1塁に出たヘルマンは、続く4番・中島の左翼手の頭上を越える当たりで、一気に本塁へ突入。滑り込むところを相手捕手に足でブロックされるものの、タッチされる前にうまく生還しました。得意の走塁でも全力プレーを見せ、勝ち越し点を演出しました。
他の打者では、6月17日以来の先発出場となった6番・浅村が、3回裏に5月10日以来となる安打を記録。中島も1安打1打点で、連続試合安打を17に伸ばします。4番に座ってからはこれで20打数11安打と絶好調。リーグ3位となる.310の打率をマークしています。昨日のヒーロー・大崎も2安打を記録し、これで6試合連続安打としました。
明日からは敵地・QVCマリンに舞台を移しての勝負。首位・マリーンズをたたけば上位浮上のきっかけとなるだけに、大事なカードとなります。ここで白星を積み重ねていきましょう。
渡辺監督コメント
小松選手に一昨日の試合も3イニング抑えられ、今日も4イニング抑えられた。
立ち上がりいい流れできていたんだけど、いろいろなミスがあって、最後は昨日と逆の展開になってしまった。
(大石は)良いボールがいっていると思うけど、ああいうところでしっかりと抑えないといけない。
まだまだって感じ。
(平野は)球が高い。
先発候補としてやっているけど、チャンスをものにしなくちゃいけない立場のピッチャーはこういう試合で勝たないといけない。
自分がどういうピッチャーなのかがよく分かっていない。