

vs阪神 第4回戦
今日のタイガース戦では序盤に3点をリードするも、中盤から終盤にかけて逆転を許し、3対4で敗戦となりました。
先発の西口は、粘りの投球で先発の役割を果たしました。
ここまで自身4連勝中の西口は、初回から3回表まで毎回得点圏に走者を背負いますが、後続は全力投球でしのいでいきます。3対0で迎えた4回表には1点を失うも続く1死1,2塁のピンチをしのぐと、5回表に迎えた1死満塁の場面では新井貴、ブラゼルと長打力のある打者を打たせて取り、無失点。杉本投手コーチも「調子自体は悪くない」と語った通り、球には切れがありました。
今日の西口は、5回2/3を投げて被安打8、奪三振5、与四球2、失点2。リズムの悪い投球の中でも、リードを許さない必死の投球を展開。勝ち負けはつかず、自身5月以降負け無しという記録を継続させました。
打線は、序盤に制球の定まらない相手先発・スタンリッジを攻め立てました。
初回、2死走者無しで打席に入った3番・中島。フルカウントから高めに入った直球を振り抜くと、高く上がる打球がセンターの右中間寄りフェンス最前列に飛び込む5号ソロ本塁打となります。「打った感触は良かったです」と振り返った一撃で先制に成功。これで自身11試合連続安打も記録し、好調ぶりを維持しました。
1対0で迎えた2回裏には、8番・炭谷の適時打で2対0とし、なおも1死1,3塁と好機が続く場面で9番・上本が打席へ。初球の外角へのチェンジアップを引っ張ると、一二塁間をしぶとく抜けるゴロとなる適時打になりました。これで上本は、6月6日の試合から数えて6打数連続安打、9打席連続出塁を記録。次の打席で連続記録は途絶えましたが、次の試合から再び快音を響かせたいところです。
交流戦も残り2試合。明後日から西武ドームで迎えるカープとの2連戦を連勝で締め、22日に県営大宮で迎えるリーグ戦再開へ向けて弾みをつけましょう。
渡辺監督コメント
今状態が上がってきているうちが一番やってはいけないゲームをやってしまった。こんなゲームをしていると当然上には上がっていけない。
(中村の交代については)バットを振ることに違和感があるので今日はあの場で交代させた。明日1日空くので状況を見たい。
(中継ぎは)先頭を簡単に出す。精神的なものもあると思うけれど集中して先頭打者をきっちり抑えていかないと。今日みたいなゲームはこれからうちがものにしなければならないゲームなので(今日のゲームは)最低のゲームでした。