

vs中日 第2回戦
両先発は39歳の西口、46歳の山本昌とチーム最年長同士の対決となったドラゴンズ戦。終盤までリードを死守していたものの、8回に相手の猛攻にあい2対6で逆転負けとなりました。
西口は初回から躍動感のある投球で相手打線に対峙。相手先発・山本昌が3回まで安打を許さぬ投球を続ける中、西口も負けじと3回まで被安打1のみと素晴らしい投球を展開します。
先制点をもらって迎えた4回裏も、西口は付け入る隙を与えません。荒木と森野を連続三振に仕留めるなどして3人で終えると、続く5回裏も打たせて取る完璧な投球。3回裏から3イニング続けて3者凡退に抑える快投で、相手の反撃を許しません。
西口は7回裏に1点を失うも、持ち前の粘りでリードを死守。7回を105球、被安打4、奪三振4、与四球1、失点1という内容。白星こそ逃しましたが、6回を投げて降板した山本昌を上回る投球で、健在ぶりを見せてくれました。
5月16日には2本塁打、そして昨日は終盤で追い上げる2点適時二塁打。打点数がチームトップとなり調子を上げていた主砲・中村は、今日も快音を響かせて完全復活を印象付けました。
3回まで相手先発・山本昌から安打を出せなかった打線でしたが、4回表に先頭の3番・中島が安打と盗塁で2塁へ進むと、ここで4番・中村は高めに浮いた変化球を見逃さずに振り抜きました。「今日はなんとかホームランを打ちたかった」という気持ちが乗り移り、打った瞬間にそれと分かる当たり。左翼手が諦めて見送る中、高く上がる打球は左翼席中段に飛び込む4号2点本塁打となりました。
また、中村の本塁打を演出した中島は安打と二塁打を記録。ここのところ調子が上がっていませんでしたが、復調をうかがわせる打撃を展開しました。
明後日は5月6日以来となる久しぶりの本拠地・西武ドームでの試合。ジャイアンツを迎えての勝負となります。本拠地での大声援を受け、悪い流れを断ち切る白星を勝ち取りましょう。
渡辺監督コメント
篤志(岡本篤)はセットアッパーとしてなっていない。
ランナーを出してしまった後の暴投は厳しい。
何回もゲームを壊しているし我慢の限界。
西口はあそこまでよく投げた。