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2012.05.08 TUE
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vs楽天 第5回戦

今日から5月20日まで長いロードとなるだけに、初戦を取って勢いに乗りたい一番。先制を許すものの、今季2度目の対戦となる相手先発・辛島から中盤に得点を奪い、2対1と接戦を制しました。

今日の勝利の立役者は気迫の投球で完投した先発・牧田、打では貴重な勝ち越し打を放ったヘルマンでした。

初回、2回と連続で3者凡退に抑えた牧田。3回裏に先制を許しますが、「取られたのは仕方ないので粘り強くいってほしい」と杉本投手コーチが期待した通り、強心臓が魅力のアンダースローがすぐに立ち直ります。続く4回裏はピンチをしのぐと、同点にしてもらった5回裏はわずか6球で3者凡退に。後半戦へ良い流れを渡します。

6回に勝ち越してもらった牧田は、リードを死守するべく熱投。7回裏には1死2塁、8回裏には2死1,2塁とそれぞれピンチの場面を気迫でしのぎ、9回裏もマウンドへ。最後は気力を振り絞って相手打線を3人で抑えて試合終了。134球の熱投を演じ、昨年プロ初完封初勝利を挙げた地で、今季2度目となる完投勝利を挙げました。これで今季の防御率が1.41に。安定して長い回を投げ、先発の役割を果たし続ける牧田。先発陣の要としてなくてはならない存在となっています。

5月5日に1試合4安打を記録して調子を上げてきたヘルマン。今日の試合では勝利に貢献する一撃を放ちました。

1対1で迎えた6回表。無死1塁から3番・中島が今日2本目の安打を放つものの、後続が連続三振に倒れて2死。嫌なムードが漂いますが、ここから積極的な攻撃に出ます。1塁走者・中島が今季初盗塁を決めると、続く6番・ヘルマンは直球を振り抜き、左中間を破る勝ち越しの適時二塁打に。この当たりについて「チームに良い流れがあったので、勝ち越し打になって良かったよ」と振り返ったヘルマンは、2回表にも二塁打を打っており、今日2つの長打を記録。ヘルマンが出塁すれば相手バッテリーを脅かす存在となるだけに、さらなる打撃上昇が期待されます。

今日は下位打線でも、最近頭を丸めて気合を入れ直した炭谷が安打でつなぎ先制打を呼び込むなど、打線につながりが生まれつつあります。明日の先発は岸。前回2イニングで降板した悔しさをぶつける投球を演じ、打線も隙のない攻撃を見せて投打をかみ合わせましょう!

今季2勝目を挙げました牧田投手です!

-1点差を逃げ切っての完投勝利、今いかがですか?

(牧田)前回西武ドームで同じ打線にやられているので、今回何としてでも勝たないといけないと思っていました。勝ててよかったです。

-左バッターを楽天打線は並べてきました。今回はどんな対策で臨んだのですか?

(牧田)対策というか自分のピッチングをするだけだと思っているので。そうすれば抑えられる自信があるので、いつも通りの自分のピッチングを心がけて投げました。

-先制を許して苦しいイニングもあったと思うのですが、自分のピッチングを貫けた感じだったのでしょうか?

(牧田)また今回も先制点を与えてしまったので、そこが課題かなと思います。次は先制点を与えないで、攻撃がリズムに乗っていけるようにやっていきたいと思います。

-そして終盤8回のピンチも、フェルナンデス選手にインコースを交えて攻めていきましたね。

(牧田)そうですね。自分の生命線だと思っているので。またそれに自信があるので、貫いて投げました。

-チームが順位を上げていくためには、これからも活躍が必要だと思います。今後に向けての思いをお願いします。

(牧田)苦しい試合はまだまだ続くと思うんですけど、粘り強くチーム一丸となってやっていきたいので、また頑張っていきたいと思います。

-完投勝利の牧田投手でした。

渡辺監督コメント

牧田は、終盤にピンチがあったけれど、良く切り抜けた。

最終回は涌井という選択肢もあったが、銀仁朗(炭谷)がまだ球はきているということだった。

流れを変えたくなかったので牧田でいった。

先に点を取られたが、中盤で勝ち越してリードする形になったのが良かった。

もう少し点を取っていれば、牧田ももう少し楽に投げることができたかな。

四回以降は0点で抑えてくれたね。

打線は、ヒットは出ているけれど、ダメ押しが出来ていない。でも良くなってきている。

いい流れは出てきているので自分たちのものにしたい。

チームはいい方向にいっている。

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