2012/04/26(木)第6回戦

福岡ソフトバンク vs 埼玉西武

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  埼玉西武ライオンズ 0 0 0 0 1 0 0 0 4 5 8 0
  福岡ソフトバンクホークス 1 0 1 0 0 0 0 1 0 3 7 1

18:00試合開始|ヤフードーム
第6回戦 2勝4敗0分|晴れ 16℃|観客数:35,986人

vs福岡ソフトバンク 第6回戦

今季初の連勝を挙げるべく臨んだ今日のホークス戦。なかなか劣勢を覆せず、1対3で9回の攻撃へ。ここで2死ながら満塁の好機を作ると、途中出場の米野が1号逆転満塁本塁打を放ち、最後を松永が締めて5対3で試合終了。米野のバットが生んだ劇的な勝利で、チームは今季初の連勝となりました。

チームの状態がなかなか上がらず、連勝を狙った今日の試合でもリードを許し続けて重苦しい空気が漂っていました。終盤には追加点を許して1対3とされ、9回表にはここまで負け無しで8セーブを挙げている相手守護神・ファルケンボーグが登板。窮地に立たされます。しかし、ここから今季のスローガンである「出しきれ! ライオンズ」の言葉通りの粘りを展開。代打・上本の安打と3番・中島の6試合連続安打となる二塁打などで2死2,3塁とします。ここで4番・中村が敬遠され、相手バッテリーは途中から出場している米野との勝負を選択。「多分僕と勝負なんだろうなと思っていたので、準備はできていました」と振り返った米野は、気持ちを落ち着かせて打席へ向かいます。すると、カウント1-0から甘く入った直球を思い切り振り抜いた打球は、レフトが諦めて見上げる中、左翼席に飛び込む自身初となる満塁本塁打に。土壇場で5対3と試合をひっくり返してチームを歓喜へと導きました。

また、今日はルーキー・小石がプロ初登板初先発となるマウンドへ上がりました。「プロ初登板でしたが、特に緊張はしていませんでした」との言葉通り、立ち上がりから右打者の内角を厳しく突いていきます。3回裏には長谷川を外角へ逃げていくスライダーで空振りさせてプロ初奪三振を記録。しかし、「ランナーが出たときのコントロールが課題だね」と渡辺監督が指摘する通り、この日は制球が終始定まらず、3回1/3を投げて68球、被安打2、奪三振1、与四球4、失点2という内容。試合を作ることができませんでしたが、反省と悔しさを成長への材料としてほしいところです。

継投陣では、小石の悔しさを受けた2番手・木村が2回2/3を無失点に抑えて相手の流れを断つ活躍。さらに、逆転の興奮冷めやらぬ9回裏には、8回途中からの続投となった6番手・松永が冷静に無失点に抑えて劇的な試合を締めました。

苦しい展開の中でも、最後まで勝負を捨てずに戦えば勝利をつかめることを証明した一戦となりました。明後日京セラドームで行われるバファローズ戦に良い形で臨むことができます!

-今日のヒーローは9回に劇的な満塁ホームランを放った米野選手です!

-おめでとうございます!

(米野)ありがとうございます!

-あのときの気分はどうでしたか?

(米野)久しぶりのホームラン。しかも満塁ホームランだったので、久しぶりに興奮しました。

-9回2死満塁。中村選手が歩かされるようなかたちで打席に入りました。打席に向かうときの心境はいかがでしたか?

(米野)1塁が空いていたため、多分僕と勝負なんだろうなと思っていたので、準備はできていました。まさかホームランになるとは思っていなかったので、自分でもびっくりしました。

-バットを短く持たれていたようなのですが、どんな狙いを持って打席に入りましたか?

(米野)真っすぐも速く、フォークもよく落ちる投手なので、初球から甘い球が来たら振っていこうと思っていました。自分が打てるところにきてタイミングよく打てたと思います。

-手応えはいかがでしたか?

(米野)打った瞬間、いい感触だったので、もしかしたら入るかなと思っていたのですが、入って良かったです。

-ホームラン自体は5年ぶりになります。野球人生に残る一打だったのではないでしょうか?

(米野)試合で打つ感覚を忘れていたので、久しぶりにいい感触で打ててうれしいです。

-去年は出場が3試合にとどまって、今年に懸ける思いも強かったと思うのですが、どうですか?

(米野)今年から外野手で挑戦しているので、すごく新鮮な気持ちでプレーしていますし、そういうのが今のところ良い結果に結びついているのではないかと思います。

-チームも米野選手もこれで乗っていけますか?

(米野)負けが込んでいたので、これを機に連勝していきたいと思います。

渡辺監督コメント

こういうのが野球なのかなと思う。
予想してないことが起きる。

9回は上本が打ってくれて、2アウトになったけど、中島がよくつないでくれた。
中村との勝負を避けて、米野との勝負だったが、まさかの満塁ホームラン。びっくりした。

右バッターの外野手が手薄な中、バッティングを生かすために外野手にコンバートした。
今年はオープン戦から結果を出している。
今日は大仕事をしてくれた。

同点のランナーをかえしてほしいと思っていたが、最高の結果になった。
相手のクローザーを打てたことが大きい。次回の対戦に生きると思う。

連勝も大きいし、勝ち方が今までと違うので、雰囲気が変わると思う。
これから借金を返していきます。

中継陣では松永が今一番安定している。今日は2番手の木村、3番手の武隈が試合をピシッと落ち着かせてくれた。
小石はプロ初登板だったけど、ランナーが出たときのコントロールが課題だね。