2012.04.24 TUE
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vs福岡ソフトバンク 第4回戦

今季初となるヤフードームでの勝負。先発・牧田が初回に先制されるも2回以降は好投。しかし、打線が最後までホークス投手陣を打ち崩せず0対1で敗戦となりました。

1点リードを許し続ける試合展開の中でも、集中を切らさず相手打線に対峙した牧田の粘りが光りました。

初回こそ1点を与えた牧田でしたが、2回以降は自分のテンポで投球し、相手を翻弄していきます。2回裏に下位打線を簡単に3人で抑えると、気をよくして迎えた3回裏には1番から始まる上位打線に対し、本多と内川を三振に仕留めるなどして相手打線を封じます。杉本投手コーチが「ボールは悪くない」と話した通り、尻上がりに調子を上げる牧田は、続く4回裏も長打力のある打順に対して強気の投球を崩さず、3つの飛球で打ち取って3者凡退。これで3イニング連続の3者凡退に抑えます。

順調に投げていた牧田でしたが、5回裏に無死1,2塁のピンチを迎えます。しかし、ここで冷静さを失わない強心臓ぶりを発揮。細川にはスリーバントを失敗させると、続く本多は外角へのシンカーで打たせ、注文通りの併殺打に。ビハインドの展開の中でも、逆転勝利を信じて熱投を演じます。

後半戦に入っても球の切れが衰えない牧田。6回裏は明石と内川を連続三振に仕留めて無失点に抑えます。しかし、7回裏に連打を浴びるなどし、2死1,2塁とされたところで降板。敗戦投手となったものの、6回2/3を投げて111球、被安打8、奪三振6、無四球、失点1と試合を作りました。自身の成績は1勝2敗と負けが先行していますが、防御率は1.69と安定感があります。次回も持ち前のテンポの良い投球で、相手打線を抑えてほしいところです。

牧田の粘りに応えたい打線が4度得点圏に走者を置きましたが、本塁へかえすことができませんでした。6回表にはけん制に誘われて走者が刺されてしまい、攻撃に焦りが見えます。「先発陣はいいので、あとは援護できるかだね」と振り返った渡辺監督。好機であと一本を生み出す攻撃を展開し、得点を積み重ねていきましょう。

明日は今季2勝を挙げている岸が先発予定。今日の悔しさを全力でぶつけて、ホークス戦今季初勝利を挙げましょう。

渡辺監督コメント

一本打てるかどうかだね。

相手ピッチャーの投球スタイルは分かっているので、突破口が開けると思ったけど、仕留められないのが今のうちの打線かな。

牧田は1点を取られたけど、何とかゲームは作ってくれた。先発陣はいいので、あとは援護ができるかだね。

昨年からホークスにはやられているから、何とかしてやろうとみんな思っている。

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