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2012.04.20 FRI
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vs千葉ロッテ 第2回戦

去年3勝7敗2分と負け越した鬼門・QVCマリンに乗り込んでのマリーンズ戦。先発・石井が5回まで完璧に抑える快投を見せると、6回表に中村が均衡を破る一打を放ち先制。その後も石井が9回途中に降板するまで相手に得点を許さず、1対0で接戦を勝ち取りました。

地元・千葉での登板となった石井は立ち上がりから厳しいコースを攻め、伊志嶺、岡田と2者連続三振。鋭く曲がって低めに落ちる変化球と内角を突く直球で相手打線を翻弄します。

5回裏には2死から今江に鋭い当たりを飛ばされるも、ここは中堅手・ヘルマンが快足を飛ばして追い付く好捕。5回を投げて相手に出塁すらさせない完璧な投球を見せます。

石井の好投に応えるべく、6回表に相手先発・成瀬に対して4番・中村が「今日は感じの良いバッティングができました」と振り返る適時二塁打を放ち、1対0と先制に成功。援護点をもらった石井は直後の6回裏にこの試合初安打を許すも、動じることなく後続を料理。無四球完封ペースで1対0のまま9回裏のマウンドへ上がります。

しかし、ここで試練が石井を待ち受けます。先頭の根元に二塁打を打たれて同点のピンチ。ここは相手の犠打の失敗で2死走者なしとしますが、連打を浴びて2死1,3塁に。自身初となる無四球完封勝利まであと1人のところで無念の降板となります。

石井の思いを受け継いでマウンドに上がったのはゴンザレス。サブローをしっかり打ち取って4月1日以来となるセーブを記録しました。

今日の石井は8回2/3を投げて126球、被安打5、奪三振6、無四球、無失点と快投。今季初勝利となりました。また、ゴンザレスにとっても厳しい局面をしのいで結果を残したことで、今後の登板機会では自信を持って送り出すことができます。これを機に、継投の形を徐々に固めていきたいところです。

明日の試合では、野上が自身2年ぶりとなる先発マウンドへ。今日の熱戦を勝ち抜いた勢いで、序盤から野上を強力に援護していきましょう!

今日のヒーローは見事なピッチングで自身1勝目を挙げました、石井一久投手です!

-ナイスピッチングでした。

(石井)ありがとうございます。

-1対0という緊迫したゲーム展開でしたが最後はマウンドにいきたかったのでは?

(石井)せっかく2アウトとったのでいきたかったですけど、しょうがないです。

-私たちも完封はいつ以来なんだろうと調べていました。移籍してくる前のスワローズ時代という事で5年ぶりの完封目の前だったのですが、やはり126球という球数。かなり投げましたね、今日は。

(石井)そうですね。西武でも完封しましたけど。

-そうですか、失礼いたしました。


-今日は1-0という結果でしかも途中までずっと0-0という投げ合いだったのですが、どんな事を考えながら投げていましたか?

(石井)とにかく最初に点を与えたくなかったので、それを出来た事が良かったです。

-5回まではパーフェクトピッチングでした。

(石井)とにかく0点に抑えたいという気持ちが良かったんじゃないですかね。

-今年の初勝利が素晴らしい形で飾れたと思います。このQVCマリンフィールドもあまり相性のよくないマウンドでしたが、これで苦手意識なども一蹴できたのではないでしょうか?

(石井)まあ、苦手も得意もないですね。

-試合前からリラックスした表情で過ごしていましたが、気持ちの上では本当に平常心で今日も投げたという感じでしょうか。

(石井)そうですね。でもチームの状態が悪いので何とか点を先に与えないように頑張れたのが良かったです。

-このピッチングをきっかけにチームが浮上していくようにファンの皆さんは期待していると思います。

(石井)そうですね。調子悪い時も一生懸命応援してくれるので僕も期待に応えたいです。

-次回のピッチングも期待しています。

(石井)ありがとうございます。

-見事なピッチングをみせてくれました、石井一久投手でした。ありがとうございました。

渡辺監督コメント

しんどいゲームだった。今日の試合は一久と星のバッテリーに尽きる。
よくあそこまで投げてくれた。一久の状態は良かったし、球速よりキレのあるボールがいっていた。
リードするキャッチャーからすればタフなゲームだったけれど、しっかりストライクを先行させて、一久のリズムで投げさせてくれた。
勇気を持ってリードしていたと思う。素晴らしかった。

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