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2012.03.30 FRI
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vs北海道日本ハム 第1回戦

ライオンズファンを含め、すべての野球ファンが待ち望んでいたペナントレースがいよいよスタート。敵地・札幌ドームで迎えた開幕戦のマウンドに上がったのは、ここまで開幕戦3試合連続で白星を挙げている涌井でした。しかし、序盤から制球が定まらず、小刻みに加点を許していきます。一方の打線は相手先発・斎藤佑を捉えられず、1対9で敗戦。開幕戦を白星で飾ることができませんでした。

斎藤佑の両サイドを突く投球に対し、序盤から苦しい展開を強いられたライオンズ打線でしたが、斎藤佑を攻略する糸口を見せたのは攻撃の支柱・中島でした。

3回を終わって無安打に終わっていたライオンズ打線。悪い流れを変えるべく、3番・遊撃手で先発出場した中島が4回表の先頭打者として打席に入ります。初回の第1打席では斎藤佑の球を冷静に見極めて四球を選んだ中島。この第2打席でも球をよく見てカウント2-2とします。ここで、内角低めの難しい直球を引っ張り、三遊間を破っていく鋭いゴロに。得点にはつながりませんが、チームに初安打をもたらします。

0対6と不利な状況で迎えた6回表には、1番・ヘルマンの二塁打で1死2塁とし、中島が打席に立ちます。ここでもじっくり斎藤佑の球を見てフルカウントとすると、低めの変化球を打ち返して二遊間を抜けるゴロに。この当たりで2塁走者・ヘルマンが快足を飛ばして生還します。「今シーズンの初打点を挙げられたので、スタートが切れた感じです」と振り返った中島の適時打で、苦境にいるチームを鼓舞します。

中島は9回表にもフルカウントから四球を選び、再び出塁。今日は2安打2四球とすべての打席で出塁し、粘りの打撃を披露しました。

この日の打線は、多くの打者が早いカウントから打ちにいって凡退する場面が目立ちました。これと対照的に、中島はすべての打席で相手の球をじっくり見ていき、狙い球を絞りました。相手投手の性質を見極め、どういったカウントから打ちにいくのか。各打者がしっかり考えて打席に入ることが求められます。

開幕戦では完敗を喫しましたが、まだ長いシーズンは始まったばかりです。しっかり気持ちを切り替えて、明日の試合に臨みましょう!

渡辺監督コメント

涌井はしっかり現実を受けとめて、次の登板に生かしてほしい。
今日はカウントを悪くして、自分のペースで投げられていない。
相手打線の調子がいいだけに今日のようなピッチングをしているとやられてしまう。
試合のウエイトは先発ピッチャーがほとんど占めるので、今日は最初から最後までだめだった。

一方、相手の斎藤佑投手は良かったと思う。
カウントを良くしてボール球で勝負する彼本来のピッチングができていた。

今日始まったばかりなので、しっかり明日からは修正していきたい。

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