

vs広島 オープン戦第1回戦
オープン戦3連敗中だったライオンズですが、今日は12球団屈指の攻撃力を誇る中軸が機能。序盤から試合の主導権を握り、8対3で快勝となりました。3番・中島、5番・栗山がそれぞれ適時打を放つ活躍を展開しましたが、特に試合の主導権を握る打撃を見せたのは4番の中村でした。
初回、相手の失策もあって1死1,3塁とし、好機で打席が回ってきた中村。相手先発・バリントンの初球が高めに浮いたのを見逃さずに振り抜き、高い弾道を描いた打球が左翼席へ。2試合連続となるオープン戦2号3点本塁打となり、最高の形で先制点を奪いました。中村は3月11日に行われた前回の試合でも、初球を本塁打に。初球から甘い球を見逃さない果敢な打撃で、これからも打線を引っ張る活躍を見せたいところです。
また俊足を持ち味とする選手も塁上をかき回して存在感をアピール。オープン戦で好調を維持している新助っ人・ヘルマンは3回裏に先頭打者として安打を放つと、すかさずヘッドスライディングで盗塁成功。その後の中島の適時打を呼び込みました。さらに5回裏、2塁走者のヘルマンが1塁走者・中島とともに重盗を成功させ、直後の栗山の2点適時三塁打を引き出す効果的な盗塁としました。ヘルマンはこの日2盗塁。1安打、2四球で3出塁と選球眼の良さも見せ、相手バッテリーをかく乱させる役割を果たしました。
両打ちに挑戦する熊代も、8回裏に左打席でオープン戦初安打。出塁するとすかさず盗塁を敢行し、鋭いスライディングで2塁を陥れました。これからも両打席で安打を量産し、常に次の塁をうかがう姿勢を見せてほしいところです。
中軸の力に足を絡めた攻撃は、相手にとって大きな脅威となります。このスタイルを形成していき、得点力を増大させていきましょう!
渡辺監督コメント
菊池本人も結果を出そうとしているが、現時点では球の力、コントロールに決め手がないね。
ゴンザレスは抑えの第一候補として検討している。ああいう場面でいいピッチングをしてくれた。
中村は、日本代表戦後から角度良くボールが上がってきて、良くなってきているね。